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それは強みとは言えません。

DATE . 2022.01.03

UPDATE DATE . 2024.11.15

Category : ブランディング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

それは強みとは言えません。

今日は「金額の安い高いを強みとして捉えてはならない」
というテーマについてお話ししたいと思います。
(本日は短めの記事にしていきたいと思います。)

いつもお客さんのブランディングやホームページ制作に着手した際に
「自社の強み・弱み」や「競合の強み・弱み」について確認をさせていただきます。

そして自社と競合の強みを比較した時に決まって出てくるご意見が
「弊社の商品(サービス)は競合と比べて価格が安い。」
というご意見です。

その他にもいくつか強みと弱みをあげていただいているのですが、
明確に競合と区別できるところが「価格」になっているということです。

・・・

声を大にして言いたいのですが、「価格の安さ」は決して強みではありません!!

少し話がそれますが、
今僕たちが住んでいる日本は「安い国日本」と呼ばれています。

「安い国」と呼ばれる様になってしまった要因は
様々なことが挙げられますが「安いことこそ正義」みたいな考え方が
根付いてしまっているからだと思います。

安いことって将来的に考えてみればやっぱり正義ではないと思うのです。

一つの例ですが、
価格が安いことによって企業の利益が減るので、
「点数を稼ぐ(数をこなす)」というビジネスモデルになっていきますよね。

そうすると一人一人のお客さんに満足がいくサービスを
届けることができなくなりますし、スタッフも疲弊していきます。

やっぱり「安いことこそ正義」という考え方は
早急に排除していかなければなりません。

話を戻します。
価格の安さを強みにして訴求を続けていくと
いつまで経っても価格競争から抜け出すことはできません。

比較基準が「価格のみ」だからです。

なので価格のことを一旦置いといて、
もっと自社の商品(サービス)の「価値」
フォーカスしていただきたいのです。

つまるところ、
価格競争ではなく、価値で競争を行っていただきたいです。

「消費者にとっての価値」に目を向ける様にしていけば、
商品・サービス改善のヒントが得られるかもしれません。

「自社だけが提供できる価値なんてないかも・・・」

そんなことは絶対にありません。

あなたの新たな価値を創出するためにブランディングがあります。

ブランディングワークショップやデザインなど、
価値を創出する現場でお会いしましょう!

それではまた!

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