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情報・意見との付き合い方~ハロー効果に抗ってみる~

DATE . 2022.02.03

UPDATE DATE . 2024.11.15

Category : WEB・WEBブランディング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

情報・意見との付き合い方~ハロー効果に抗ってみる~

今日は「情報・意見との付き合い方~ハロー効果に抗ってみる~」というテーマについてお話したいと思います。
僕が20代の頃から意識し続けていることです。

ハロー効果とは?

「ハロー効果」という言葉をご存知でしょうか。
詳しくハロー効果について知りたい方はGoogleで検索してみてください。

僕なりの言葉で簡単に説明してしまうと、
まずハロー効果は人間の心理の一つです。
(認知バイアスの一種)

何か対象となる物事を捉える時に、
目立つ特徴的なものに引っ張られて、
自身の中での評価が変わってしまうことを言います。

例えば、
書店などでビジネス本を選んでいる時に
「有名人が推奨している」という特徴に引っ張られて
「その本はきっと名著なのだろう」と
漠然と判断してしまうことはありませんか?

まさにこれはハロー効果によるものです。

より簡単に言ってしまうと特徴的な何かに引きずられて
考えに偏りが出て、評価が歪められてしまうことです。

思い込みを力に変える

大前提として、
やっぱり、実力がある方の話というのは
説得力がありますし、とても勉強になります。

僕が書籍をたくさん読んでいるのも
これまで実績を積んできた方の
ノウハウを参考にして自分のものにしていきたいからです。

そして書籍の著者と考えが一致していたりすると
自分の考えや姿勢を後押しされている様な気持ちになり、
自信がつき前向きになっていきます。

つまるところ、思い込みの力が強くなるわけです。

どこかで詳しく記事にしたいと思いますが、
思い込みの力は計り知れません!

思い込みが強くなることによって
良くも悪くも人は信じれないくらい
大きく変化していきます。

何を言ったかに目を向ける

ただ、真に受けすぎてしまうのもよくありません。
僕が意識しているのは、
物事を捉える時に「あっ今ハロー効果が働いている!」
と自らで気づき、
考えに偏りが生じない様にした上で自分なりに
正当な評価を行う様にしています。

どういうことかというと、
「誰が言っているか?」ではなく、「何を言っているか?」に目を向け
自分の頭の中で自分なりの仮説を立てる様にしています。

というのも「自分で考える」という機会や
「何を言っているか?」をという部分に目を向けないことで
自身の成長やまた違った気づきを得られる機会を
損失してしまっているからです。

「自分で考える機会損失」については言うまでもありません。

「何を言ったか」については、ここに目を向けておかないと
まだ実績があまりない人が
万一に重要なことを言っていたとしても
それを真摯に受け止めることができません。

例えば、新入社員が放った一言にも
企業が良い方向に進むためのヒントが眠っていることも
往々にしてあるはずです。

これはある意味大きなチャンスロスです。

まとめ

現代はスマホを開けば、沢山の情報に触れることができます。
がしかし、全ての情報を真に受けてしまうことはよくないことです。

つまりは、情報の見極めが重要で、
まずはハロー効果に抗って、
情報の真意を自分なりに考えてみることが大切です。

ちなみにハロー効果は情報発信をする側としては
テクニックの一つとしてとても有効的だったりします。

情報の先には常に「人」がいるので
こういった心理学的なところも
多少学んでおくとより良い情報発信ができます。

僕自身も引き続き情報やハロー効果とうまく付き合っていきたいと思います。

それではまた!

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