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業務時間中に「遊び時間」を確保してみる

DATE . 2021.11.02

UPDATE DATE . 2024.04.02

Category : LIFE WORK DESIGN

Hagiwara Masataka
ジャーナルを書いた人Hagiwara Masataka

Branding Director

周囲からブランディングバカと言われるほど四六時中ブランディングやクリエイティブを探求している。
目標は変化を願う方の挑戦を誰よりも強く支えられる人になること。

業務時間中に「遊び時間」を確保してみる

今日は「遊びの時間」というテーマについてお話ししたいと思います。

いきなり質問ですが、皆さんは1日の勤務時間をどの様に過ごしていますか?

普段の1日の仕事を振り返ると、社内ミーティング、取引先と打ち合わせ、タスクをこなす。
大きく分けると、基本的にはこの様な仕事内容かと思います。

以前の僕もそうでした。

基本的には与えられた仕事をこなし、期限内に全てのタスクが終われば達成感を感じていました。
ですが、達成感と同時に何か違和感も憶えていました。

そして小売業で店長になりたての頃、
生意気ですが「せっかく店長になって1つの店舗を全て任されているのに、なんかつまらないな〜」
といつも同期に愚痴?をこぼしていました。

長い人生の中でほとんどの時間を仕事に費やしているのに面白いと思えていないのは、
とても損をしているのではないかと当時のワガママな萩原くんは思ってしまったのです。

そこでふと思いついて取り入れたのが勤務時間の中で必ず「遊ぶ時間を設ける」です。

創造力が増す時間

遊ぶと聞くと聞こえが悪いですが、一番創造力が高まるのは遊んでいる時間だと思うのです。
とはいえ仕事は仕事なので、「遊び感覚で仕事をする」ということです。

(ちなみに後からわかったことなのですが、どこかの有名企業もこの時間を確保しているそうですよ。)

やることは簡単。
やりたいと思いこと決め、時間を確保し、あとは実行するだけです。
(時間を確保するのが難しいのですが…)

実際に僕が何をしていたかというと、「コミュニケーション」と「実験」です。

コミュニケーション

コミュニケーションはとにかくスタッフととことん会話をしていました。

職場の中で話すので、基本的には仕事関係の話になるのですが、
時にはたわいも無い雑談だけの時もありました。

コミュニケーションの重要さは皆さんもご存知だと思いますが、
やっぱりどこまでいっても大切なのはコミュニケーションです。

じっくりコミュニケーションをとっていると周りのスタッフとの信頼関係が築けたり、
チーム内の課題に対する改善の糸口が見えてきます。

この時間なくして店舗の成長はあり得なかったと思います。

実験

そして実験。
自分の仮説を基に試してみてどんな反応があるのか…?
実験ってワクワクしてしまいますよね。

店長をしていた頃の僕はとにかく売り場をイジイジしていました。

当時いた会社では基本的に全店共通で「ここにこの商品を置いてください」という指示があるのですが、
一応その指示の要点は抑えつつも、その他のところは自己判断で好き勝手に商品の場所や展開方法を変更していました。

「地域性を考えたときに、この商品は展開方法を変えればもっと売れるのでは?」
「今売れているA商品をレジの前に並べるより、B商品を並べてついで買いしてもらった方が利益率が改善されるのでは?」
「この商品の売り場の範囲を広げれば、補充頻度が減って、業務効率が上がるのでは?」(陳列可能な数を増やす)

こんな感じで様々な仮説を立てて検証を繰り返していました。
(時には個人的に好きな商品を店頭にどでかく展開することもありましたが。笑)

そうすると思わぬ発見があったりするんです。

売れないと思っていた商品が売れることが分かったり。
誰も知らなかったその店舗のお客様の特性が分かったり。

遊ぶ時間を確保していなければ、知り得なかったことがことが多くありました。

それらの検証結果や成功体験が自分にとって財産となり、
違う店舗に異動になっても変わらず結果を残すことができていました。

意識的に確保しなければ難しい

現在はというと、自然と中村さんとその様な時間が始まったりします。
会社について緩く意見交換をしたり、デザインやブランディングの話をしたり、広告をイジイジしたり。

仕事をしているということを忘れるくらいの感覚でその時間を過ごしています。

ただどうしても日々の業務に追われ、なかなか時間を確保することはできないと思います。
なので、「時間が余ったらやろう」ではいつまで経っても遊び時間を確保することはできません。

「今日のこの時間は絶対遊んでやる!」と意識的に確保しようとしなければやっぱり難しいです。

会社から「この時間は遊んでください!」と指示してしまうのもありかもしれません。
(大手企業では規則として設けているところもあるくらいですから。)

是非一度は試してみていただきたいです。
本当におすすめです!

それではまた!

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