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飽きられない体験をつくる

DATE . 2021.07.01

UPDATE DATE . 2024.04.04

Category : 販促・集客

Hagiwara Masataka
ジャーナルを書いた人Hagiwara Masataka

Branding Director

周囲からブランディングバカと言われるほど四六時中ブランディングやクリエイティブを探求している。
目標は変化を願う方の挑戦を誰よりも強く支えられる人になること。

飽きられない体験をつくる

ブランディングディレクターの萩原です。
今日は「飽きられない体験をつくる」というテーマについてお話ししたいと思います。

僕は過去に店舗運営をしていた頃、お客様から言われたある一言が本当に嬉しくて今でも鮮明に覚えています。

その一言とは、
「このお店は店長が変わってから、来るたび明るい挨拶で迎えてくれる。店舗内にあるいくつかの特売コーナーも季節や流行に応じて細かく変更されているし、いつもダイナミックな商品展開がされているから、特に用事がなくても、つい来てしまうんだよね!」というお言葉でした。

数少ないですが、この様なことを何度か言われたことがあって、言われるたびにガッツポーズをしておりました。
初めの頃は全くこの様な言葉をいただけたことがなくて、この言葉を言われるまで本当に結構苦労しました。

感情を動かせないと意味がない

なぜこの一言をいただけるまで努力をしていたか、、、
それは単純に僕自身が、「つまらない買い物をしたくないから」ただこれだけの理由です。

「つまらない」というと少し表現が違うかもしれませんが、言いたいこととしては、「自分の用事をただ済ませるだけの買い物」ということです。

きっと、僕は当時の会社に就職してから、誰も知り合いが居ない土地に転勤し、休日は自分の声がどんな声だったのか忘れるくらい、つまらない休日を過ごしていたからそう思ったのだと思います。

なので、ちょっとした一人の買い物でも、気分が高まる様な場所を作りたい!と強く思うようになり、常に楽しい買い物ってなんだろう?と考えながら店舗運営をしていました。

この「気分が高まる買い物」はとても重要で、
特に感情に変化を与えられず、「用事をただ済ませるだけ」という場所であれば、わざわざここに来る理由はなく、他に良いお店ができたらそっちに流れて行く事は間違いありません。

つまり、機能的な価値のみだと、簡単にお客様は離れていってしまうという事です。
これでは真のリピーターにはなり得ません。

例えば、コストコってなんとなく行きたくなりますよね?
僕は長野県民なのですが、長野県にはコストコはなく、コストコにいきたい時はわざわざ群馬県まで車を走らせます。
さらに、普段なかなか行けないのにも関わらず、年会費まで払っております。

間違いなく近くの業務用スーパーで買い物をした方が簡単に安く今欲しい食材が手に入るのですが、そんなコスパのことなんて度外視でコストコに買い物をしに行きます。
これはきっと「気分が高まる買い物」→「面白い体験」を買いに行っているのだと思います。

オフラインだけの話ではない

そしてこれは間違いなくホームページやECサイトでも言えることです。

全く更新がされていないサイトはいつ見に来ても同じサイトです。
また、更新されていても「ついまた来たくなる様な体験」がなければ、再度訪問してくれる事はありません。

オフラインかオンラインかなんて関係ありません。
どれだけ「飽きられない体験を作るか」が大切です!

実は今日、HP内のブログについて中村さんとアプリコットのつっきーさんと話す機会がありました。
どこの誰に読んで欲しい記事なのか?
自分だけが発信できるコンテンツは何なのか?
飽きられないコンテンツとは何なのか?

自分自身の発信内容を改めて見直すことができた、とても良い時間でした。

これからこのブログの内容に少し変化があるかもしれません!

それではまた!

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