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ブランディングとビックワード

DATE . 2021.06.01

UPDATE DATE . 2024.11.15

Category : ブランディング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

ブランディングとビックワード

どうも、中村です!
今日は「ブランディングをする際に注意すること」というテーマについてお話ししたいと思います。

いきなりですが、ビックワードという言葉を聞いたことはあるでしょうか。

ビックワードというのは検索エンジンで多く検索される人気度の高いキーワードのことを言います。

これの反対語としては、スモールワードがあります。
これは、ビックワードの逆で人気度が低いキーワードです。

SEO対策をするにあたってどのキーワードを狙っていくか考えるときに、このビックワードやスモールワードを意識して選定していくことが大切なのですが、これはブランディングにも大きく関わってきます。

SEO対策について話をする際によく使われる「ビックワード」という言葉ですが、それ以外では「非常に抽象的で様々な解釈を生んでしまう様な言葉」のことを指していたりもします。

ブランディングというのは、自分が「こう思って欲しい」と相手が「こう思う」を一致させていくことです。

この時に例えば、「オシャレ」という様なビックワードを自社のブランドアイデンティティの中に入れてしてしまうと、受け手にとって様々な解釈が生まれてしまいます。

ここで質問です!
あなたにとってのオシャレとは何ですか??

おそらく「オシャレ」というのは、人によって解釈が違うので様々な回答が返ってきそうです。

Aさんにとってはオシャレでも、Bさんはオシャレとは思わない。という様な具合に受け手側で様々な解釈が生まれるため、自分たちの「こう思って欲しい」と相手の「こう思う」を一致させることが難しくなります。

ブランディングを行う際はこのビックワードをできる限り排除して、誰もが同じ解釈をできる様な言葉で発信していくことが大切です。

先ほどの例で言うと、どの様な理由で「オシャレ」なのか?自社にとっての「オシャレ」はどの様なことを指すのか?を明確にし、自社が提供している「オシャレ」を誰もが正しく理解できる様に定義付けしなければなりません。

そうすると商品の購入後に「思っていたのと違った。」なんて不満が発生しにくくなり、お客様の満足度も向上していくことになると思います。

ただ、誰もがイメージしにくい、ゴリゴリな変化球ワードにしてしまうと、消費者に刺さりづらくなってしまうので、それもまた注意が必要です。

ちなみにこれは普段の会話の中でも常に意識していくべきことだと思います。
「優しいが好き!」と言っている人に対して「あなたにとっての優しいってどんな優しさ?」と思いますよね。

人によって求めている「優しさ」は違うと思います。

簡単にまとめると、
ビックワードを平気で多用していると、様々な解釈がされ、誤解や勘違いが発生してしまうので要注意です。

何より、ビックワードを使って発信側が伝えたつもりになっている事が一番危険です。

SEO対策に関しては、会社の戦略的にあえてビックワードを取りにいかなければならないこともあるので、その時は自社が置かれている状況を十分に加味した上で獲るべきキーワードを選定していくと良いと思います。

企業、商品、サービスは何のために存在して、どんな価値を提供しているのか、分かりやすく発信していくことはとても大事です。

今一度、普段当たり前の様に使っているワードを見直してみると良いかもしれません。

それではまた!

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