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ターゲットはどこでどのタイミングで情報を仕入れているのか?

DATE . 2022.04.01

UPDATE DATE . 2024.11.15

Category : マーケティング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

ターゲットはどこでどのタイミングで情報を仕入れているのか?

今日のテーマは「ターゲットユーザーはどこで情報を仕入れているのか」についてです。

今の時代に結構やってしまいがちですが、
今はオンラインの時代だから集客活動を何でもかんでもオンライン上のみでしてしまいます。

もちろん、オンラインでの広告はオフラインよりも地域関係なく全国の方に見てもらえるので、無限の可能性を感じますよね。

ですが、これが結構落とし穴で、何千の人に目に触れても一件も受注をもらえないことは往々にしてあります。
この時まず考えなければいけないのは、広告を出した媒体は本当に正しかったのか?です。
もちろん、何が記載されているか、どんな写真が使われているのかも重要ですが、
それ以前に考えなければいけないことだと思います。

極端な例え話ですが、
・A製品のターゲットとなる年代が50代の人。
・A製品の広告戦略としてインスタグラムで広告を出す。

上記の例だとSNSの年代別使用者数は20代〜40代が多かったりするので、A製品の情報がターゲットとなる人の目に触れる機会は少ないことが考えられます。
さらに、SNSはやっているが友人との繋がりのためだけに使用しており、そもそも情報収集のツールとしては全く考えていなかったりする場合があります。
このように考えると、チラシなどのポスティングの方が反応が大きかったりする可能性があります。
(あくまで例え話です。)

また、オンラインは自分で検索をしたりして情報をとりにいきますが、オフラインの媒体だとユーザーが無関心な状態でもたまたま目に触れて、興味が湧き「この製品欲しい!」などの感情が芽生えるかもしれません。

実際に僕は最近タピオカ屋のクーポンがついたチラシを見て、即買いに行きました。笑
(とても美味しかったです。甘いもの大好き。)

情報の取得から少し話が逸れますが、情報を取得して「これ欲しい!」と思ったとしても、そもそもどこで購入するのかが分からなかったり、ユーザーが会員登録していないサイトであったりすると、一気に離脱率が上がってしまいます。

つまり、何が言いたいかと申しますと、しっかりとペルソナを設定することが大切で、さらにカスタマージャーニーも考えた上で媒体を選定する必要があります。
ペルソナの行動、思考、感情まで分析し、ペルソナがどこでどのようなことに関心を持ち、どのようにして購入まで至るのか。
その分析を基に購入までの一連のシナリオを設計しておかいないと、時間をかけて企画したものが大きな成果に繋がらない可能性が高くなります。
(実はカスタマージャーニーマップを作成するだけではまだ足りません。その他にも多くの手段を用いて分析し、体験を設計していく必要があります。)
また、ペルソナも一度設定したらそれっきりになりがちですが、
時代の変化とともに人の興味も常に変化していくので、定期的に見直していく必要があります。

今はなんでもオンラインとされがちですが、ターゲットに合わせて最適な媒体を選ぶことが大切です。
紙媒体などもまだまだ必要でオンラインとオフラインをうまく融合したり、臨機応変に使い分けていくことが重要だと思います。

ちなみに、ブランディングのワークショップでもこのようなことを
お客様と共に考え、どのようなブランド体験(情報の取得から購入後まで)を設計するのかについても議論していきます。

集客に関してのお悩みは尽きないと思います。
なので少しでも力になれればと思っております。

それではまた!

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