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株式会社HARUMI

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株式会社HARUMI

CONCEPT

何気ない日常を、慈しむ人へ

Client 株式会社HARUMI
Area群馬県
Industry住宅・建築設計・不動産
https://harumi-garden.jp/

OVERVIEW

アウターブランディングワークショップ
コンセプト開発
ブランドプロミス策定
各種コピーライティング
ロゴ制作
名刺制作
封筒制作
ステッカー制作
サービスサイト制作

プロジェクトの背景

株式会社HARUMIさんは、群馬県伊勢崎市を中心に群馬県全域を対象として、ご家族の個性やライフスタイルを尊重し、お住まいや街並みに調和するエクステリア・外構工事を設計から施工まで一貫して行っています。

代表の伊藤さんは、元々は住宅会社で建築設計の仕事をしていましたが、当時の会社を退社し、家づくりではなくエクステリア・外構工事の仕事で生きていく選択をしました。「庭は家だけでなく、その周囲と調和して美しい街並みを生み出し、地域の活力を支える重要なエッセンス」という考えから、家づくりではなく庭づくりを選ばれたそうです。

例えば、夜間には暖かい照明が帰路を照らし、景観の美しさに加えて防犯効果も期待できます。さらに、庭という空間がご家族や周囲の方々に安らぎとゆとりをもたらし、地域住民の心身の健康を底上げする存在にもなり得るのです。

しかし、このような考えを持って事業を行っていたものの、外部に対してそのメッセージが十分に伝わっていない現状がありました。

そこで、HARUMIさんのエクステリア・外構工事に対する考えを言語化し、外部に伝わりやすいメッセージを定義することで、HARUMIさん独自の強みを明確にし、その強みが生かされる場で選ばれる会社になることを目指しました。
さらに、庭づくりが持つ可能性を体現し、発信することでエクステリア・外構工事業界の発展にも繋げていきたいと考えました。

これらを成し遂げるために、弊社はリブランディングを通じてHARUMIさんをサポートする運びとなりました。

 

アクション

HARUMIさん独自の魅力を伝えるためには、「誰に何を伝えるか」を明確にする必要があります。

・誰に→ターゲティング・業界内でのポジショニング設計
・何を→独自の強みと顧客のニーズが合致するメッセージ

これらをブランディングワークシートをもとに分析し、コンセプトの開発を行いました。

特に議論が活発だったターゲティングのフェーズでは、消費者が「庭をどう捉えているのか(価値観)」「今後どう活用したいのか」「家では家族とどう過ごしているのか」といった質問に対する回答をユーザーインタビューやお客様の声をもとに整理し、詳細なターゲット像を構築しました。

言語化されたコンセプトを、VI開発、封筒や名刺などのグラフィックデザイン、WEBサイトなど、各販促物に落とし込みました。

 

ブランドコンセプト

「何気ない日常を、慈しむ人へ」

このコンセプトは、家族の未来や大切な人との暮らしを想像しながらエクステリアデザインや外構を検討する方に向けたメッセージです。

HARUMIさんは、エクステリアデザイン・外構工事における「透明性」を一貫して重視しています。
デザインや素材、施工において「なぜそうするのか」を明確にし、ご家族の何十年先まで見据えた庭づくりを適正な価格で提供しています。

また、最も強調すべき強みとして、「それぞれのライフスタイルに寄り添いつつ、緑と光を活かして住まいの価値と暮らしの質を高めるデザイン性」を定義しました。

 

ロゴデザイン

「贈り物」をテーマにしたロゴデザインで、「HARUMIが手がける庭は家族の言葉を紡ぎ、想いを形にした贈り物である」というストーリーを描いています。四方を囲うラインは蓋を開けたギフトボックスを連想させ、「庭が家族の思いを込めた贈り物」であることを表現しています。

クロスしている緑色のマークは植物としても捉えられ、四方のラインの中に置かれていることでロゴマーク全体を庭のようにも見せています。マークがクロスしている意味としては、想いがクロスしてより強固な絆になっている様を表現しています。

さらに、菱形を倒して正方形にすると、「家の窓からみえる庭」というイメージにもなり、家族のいる風景にはHARUMIさんの庭があるというメッセージも込められています。

WEBデザイン

HARUMIさんの強みとして定義した「緑と光を活かして住まいの価値と暮らしの質を高めるデザイン性」を際立たせるとともに、豊富な施工事例が美しく見えるようスペースに気を遣いながらデザインしました。

メインコンテンツである施工事例の一覧ページは、詳細ページへ行く前に各事例を見比べられるようにカルーセルスライダーで実装しました。左上にある矢印を押下することで次の写真を閲覧でき、詳細ページにいかずとも一度にたくさんの画像を見ることができます。これにより、興味がある事例を探しやすくしています。

▼施工事例一覧
https://harumi-garden.jp/works/

落ち着いたサイトデザインではあるものの、下層ページのタイトル横や「HARUMIの特徴」コンテンツに、ロゴで使用した緑色のHARUMIカラーやHARUMIピクトグラムを装飾するなど、細かい部分にこだわっています。

▼「HARUMIの特徴」コンテンツ
https://harumi-garden.jp/about/

株式会社HARUMI 代表取締役 伊藤 治様のコメント

会社を立ち上げて7年目となり、長らく手付かずだったWebサイトのリニューアルを決意しました。私の思いを汲み取ってくださるディレクターさんとの出会いをきっかけに、アプリコットデザインさんにお願いすることにしました。

リブランディングからサービスサイトのリニューアル、ロゴ、名刺、封筒などの制作を一式お願いしました。特に印象に残ったのは、リブランディングとロゴの制作です。

日々がむしゃらに仕事を進める中で、ブランディングについて自分なりに考えてはいましたが、社員やお客様に十分に伝わっていなかったことを再認識しました。アプリコットデザインさんには丁寧にヒアリングを行っていただき、私たちが大切にしている点や、エクステリア・外構工事への思いを引き出していただきました。

リブランディングを経て、改めて自分自身や社員一同がHARUMIについて考え直すきっかけとなり、「庭づくりを通して地域住民の心身の健康を促し、社会に役立てる会社に」という理念を掲げることができました。今後、社員全員が一丸となって地域社会に貢献していきたいと考えています。

【担当】
Brand Direction:Hagiwara Masataka
Director:Ichimura Hikaru
LogoDesign:Ishita Akie
WebDesign:Ishita Akie
Writer: Muraishi Yuka

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