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成果にコミットするからこそ、身近な仲間と向き合う。

DATE . 2024.04.11

UPDATE DATE . 2024.05.07

Category : 採用戦略・採用ブランディング

Hagiwara Masataka
ジャーナルを書いた人Hagiwara Masataka

Branding Director

周囲からブランディングバカと言われるほど四六時中ブランディングやクリエイティブを探求している。
目標は変化を願う方の挑戦を誰よりも強く支えられる人になること。

成果にコミットするからこそ、身近な仲間と向き合う。

ブランディングディレクターの萩原です。
今日は「成果にコミットするからこそ、身近な仲間と向き合う。」というテーマについてお話ししたいと思います。

ブランディング事例インタビューを経て改めて思ったこと

ブランディングの支援をさせていただいているクライアントに対して、
これまで何度かインタビューを行っていきました。

インタビューの内容としては、ブランディングプロジェクトを振り返りながらそのブランドの魅力を思う存分お話しいただくといった内容です。

ブランドづくりの過程でその時々で起きる出来事は、
ブランド毎で本当にさまざまでいつも新鮮です。

そして、そのインタビューでは、ローンチした後のその後の状況も毎回お聞きしています。

もちろんブランド毎で課題も様々なので、ローンチした後の成果や効果も様々です。
例えば、単価が上がった、問い合わせが増えた、採用コストが低減したなどのお声があります。

ただ、面白いことにどのブランドにおいても、一つ共通している成果も存在します。

それは何かというと、「共通認識」です。
皆さん口を揃えて「チームの中に共通認識、共通言語ができて、伝達の質や効率が変わった」というお話をされていました。

このような生の声を聞いていると改めて
「ブランディングは事業戦略そのものであり、または視点である」ということを肌で感じます。

ブランディングの本質と共通認識。

インナーブランディング、アウターブランディングという言葉があります。
インナーブランディングは簡単に言うと、社内に向けたブランディングで組織作りと近しい取り組みを指しています。

そしてアウターブランディングは外向けで、市場に向けたブランディングのことです。

ただ厳密には、インナーブランディング(内向け)、アウターブランディング(外向け)という言葉は、
対象をわかりやすくするための造語。

ブランディングの本質は、あらゆるステークホルダーに意図する共通認識(イメージ)を持ってもらうための戦略。またはその考え方・視点です。
もっとざっくり言うと、ブランドの「こう思われたい」と周囲の「こう思う」を一致させるための活動

ここで注目したいのは、「あらゆるステークホルダーに」という点。
ステークホルダーには、従業員、従業員の家族、消費者、取引先、株主、金融機関など、
ブランドに関わる全てが含まれます。

となれば、本格的にブランディングに取り組む初期段階で問わなければいけないのが、
どう見せるか?というビジュアル面のことではなく、
ブランドとの距離が近いチームの中に、ブランドに対する共通認識がどれだけあるか?です。

長い期間にわたって成果を出し、ビジョンに向かう

身の回りの人に共通の認識がなく、度外視したままブランディングで成果を上げていくのは難しいと僕は思います。

たとえ単価が上がった、問い合わせが増えた、採用コストが低減したなどの成果が出ても
それは短期的な成果に終わってしまう可能性は高い。

いずれ一貫性がないことに気付かれてしまうからです。
一貫性がなければ誰だって信頼も共感も応援もできません!

誰かに魅力的なブランドとして認知し、継続的な付き合いをしていくためには、
ブランドとステークホルダーが感情で繋がることを目的としていく必要があります。
「感情で繋がる」というのは、共感・応援・信頼・愛着といった「強い感情的な繋がり」のことです。

大前提としてチームメンバーの中に、
「このブランドは気分で作られている」
「どこ目指しているのかわからない」
「このサービスは本当に価値があるのか?」
という感想を抱かれないためにも、
あらゆるブランドコミュニケーションやブランドアクションを行う前に、
まずはチームに共通認識、共通言語(ビジョンやコンセプトなど)があるかを確認していただきたいと思います。

ブランドを共に動かしていくチームは、「ブランドの核」です!

最後に

これまでのプロジェクトやクライアントインタビューを通じて
改めてこの本質について肌で感じ、ちょっとばかり安心したので、今回記事にしました。

僕個人としては、市場に向けたイメージ浸透、集客成果、ファンづくり(巻き込み力)にコミットしているからこそ、
身近なところからのブランディングに注力しているというスタンスです。

それではまた!

▼株式会社モシーモ様インタビュー記事
https://tone-branding.jp/voice/mocmo/

▼株式会社フラクタル様(常盤珈琲焙煎所)インタビュー記事
https://tone-branding.jp/voice/fractal/

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