プロジェクトの成功は序盤でほぼ決まっているという話
DATE . 2024.02.29
Category : LIFE WORK DESIGN
Branding Director
周囲からブランディングバカと言われるほど四六時中ブランディングやクリエイティブを探求している。
目標は変化を願う方の挑戦を誰よりも強く支えられる人になること。
© 2024 TONE BRANDING.
DATE . 2024.02.29
Category : LIFE WORK DESIGN
Branding Director
周囲からブランディングバカと言われるほど四六時中ブランディングやクリエイティブを探求している。
目標は変化を願う方の挑戦を誰よりも強く支えられる人になること。
今日は「プロジェクトの成功か失敗かは序盤でほぼ決まっているという話」というテーマについてです。
パッと始めたプロジェクトがいつの間にか無かったことになっていることって結構あるあるですよね。。
意気揚々とやりたいことをまとめて、メンバーを集めたはいいが、
何をやるにも話が前に進まず、MTG時間だけが長くなったり、
いつの間にか当初よりもメンバーの人数が減っていたり、
実行フェーズに行ってもなかなか成果が出ず、いつの間にか行動量が減っていたり…
僕自身何度かこうした状況を目の当たりにしたことがあります。
(あれほど歯痒いものはないのよ;;)
実行フェーズまで行き、何度も何度もアクションを起こし、
それでもこれといって手応えがなければ、
早急に撤退することはとても大事です。
ですがその段階までいかないプロジェクトがこの世にいくつあることか!!!
企業にとって時間的コストは割と軽視されがちですが、
そのプロジェクトにかけた時間があれば他のところで価値を生み出せたはずで、
非常にもったい資源の使い方です。
・・・
そうならないためにもプロジェクトの序盤が鍵を握っていると思っています。
これまで何百個ものプロジェクトを進めてきた経験談なのですが、必ずプロジェクトの序盤に、
・プロジェクトに取り組む背景
・プロジェクトの目的(ゴール)の整理
・それぞれのメンバーが招集された意味と役割分担(ただ実質境界線がないことについても)
・細かく分けられたタスクとそれらの割り当て期間
・チーム内コミュニケーションルール(情報共有/意見の発信とそれに対するリアクション)
・撤退の線引き(何が失敗で何が成功なのか明確にして、どうなってしまったら撤退するのか)
これらの認識のすり合わせを入念に行っておくと、
少しイレギュラーが発生してもすぐに持ち直すことができて、
とにかくプロジェクトがスムーズに進み、成果に結びつきやすい!
あくまで最低限の内容ではあるのですが、
スピード感を持ってプロジェクトをやり抜きたい時こそ、
焦らずじっくりとここについて話し合っておいた方がいい。
・・・
ちなみに、なぜ今日この記事を書いているのかというと…
ここ最近、知り合いの経営者さんや友人と話していると、
なぜか決まって「最近のプロジェクトがさ〜…」という話を聞くんです。
正直僕自身も全てのプロジェクトが100%完璧に進められているかというとそうではないので、
その悩みが痛いほどよくわかるから話の内容を聞いているとグサグサ心に突き刺さるんですね。
(いつも共感MAX)
何が一番悲しいかって、時間コストの無駄ももちろんそうなんですが、
やり切れなかった時にチームや個人の士気と自信が間違いなく低下し、
そしてやり切らないことが当たり前の文化が少しずつ醸成されてしまうことです。
一度そんな文化になったらもう大変。
一人ひとりが誰かのせいにして無かったことにするのは簡単です。
ただそうすると間違いなく同じことを繰り返すので、
一人ひとりが責任や事実を受け入れつつ小さなチームプレーからでも目的を意識しながらとにかくやり切る。
(メンバーとの折り合いがつかずプロジェクトを止めた方が良い時もあるけども…)
もちろん、全く同じプロジェクトなんてないはずなので、
一つの成功に捉われないことも大切。
僕自身、デザイン・ブランディング・WEB制作等のプロジェクトマネジメントと常に隣り合わせの毎日です。
引き続きプロジェクトに関わる全てのことと向き合い試行錯誤を続けていきたいと思います。
それではまた!
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