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仕事の9割が「企画」という真実

DATE . 2024.02.29

Category : LIFE WORK DESIGN

Hagiwara Masataka
ジャーナルを書いた人Hagiwara Masataka

Branding Director

周囲からブランディングバカと言われるほど四六時中ブランディングやクリエイティブを探求している。
目標は変化を願う方の挑戦を誰よりも強く支えられる人になること。

仕事の9割が「企画」という真実

今日は「仕事の9割が企画という真実」というテーマについてお話ししたいと思います。

日々の仕事が当たり前になっていると、「企画すること」への意識が薄れてしまいがちです。

ただ、どんな仕事でも間違いなく「企画するという意識を強く持つ」ことがとても重要で、
欲を言えば、意識せずとも企画できる癖をつけておくことが大切なのではないかと思っています。

パターン化は企画ではない

企画するということは、
今後の展開を企てること、計画を立てることを意味しています。

また、企画には、
●新規性
●実現までの道筋
●ニーズを踏まえた顧客にとっての価値
●現状と未来の変化の大きさ(対外的にも対内的にも)
なども盛り込まれていなければなりません。

そのため、「この場合は、こう!」のような、打ち手のパターン化はあってはならないはずです。

(もちろん、素晴らしい企画に共通する要素(上記に4つに加え、後ほど触れる要素)は抑えておく必要はあります。)

また、過去の成功手段を企画に盛り込むにしても、
必ずそれが必要な「明確な意味」は忍ばせておかなければなりません。

つまるところ、
過去、現在、未来についてのあらゆる情報を加味しながら、
今後の展開についての思考を巡らせていなければ、それは企画とは呼べません。
よって、マネジメントを担う人からしてみると、そのような提案にはリソースを投下しづらい…。
(価値が高い企画にはリスクと引き換えにリソースを投下できる!)

企画力の重要性は増すばかり

仕事で結果を出す人、予算を多く得られる人に共通する特徴の一つに、「引き出しの多さ」があると思っています。

引き出しが多いということは「企画力がある」ということであり、
そのような方と議論をしていると決まってアイディアがポンポン出てきます。

きっとこれは常日頃から考える癖がついているからこそだと思います。

そしてここであえて企画力がある人を別の言い方にすると、
クリエイティビティの高い人とも言えると思います。

「これからの時代にはクリエイティブ力が必要だ!」と多くのところで叫ばれているのは、
つまるところAIの発展によって、今後は考えなくてもできる仕事はガンガン奪われいき、
「クリエイティブな仕事」と「作業化した仕事」とで、価値が大きく二極化するからだと思います。

もちろん、価値が高いのは前者!

「ならでは」をつくる

ここからは企画を考える手順についてです。

まず考えておきたいのが、「なぜやるのか?」という点。
「なぜ?」を考えることによって企画の目的が明確になり、企画自体がブレにくくなります。

そして次に考えるべきこととして、
いきなり「何をやるか?」から考えてしまうとなかなか良い企画は思い付きません。

なので、何をやるか?からではなく、「何をやらないべきか?」から考えると良い企画に辿り着けることが多いです。

やらないことから考えることで、突くべき空間が明らかになっていきます。

どんな企画を考えるにしても、
「他と同じ」「他でもできる」では企画の価値は低いままです。

空いている隙間を突く企画は、「ならではの企画」であることがほとんどです。
●自分たちの世界観ならではの企画
●自社の技術ならではの企画
●この空間ならではの企画
●この土地ならではの企画
など…

「ならでは」が盛り込まれているということは、
リソースやポテンシャルを十分に活用できているということでもあります。
それに希少性も高い。
よって成果が出る確率も向上します。

なので繰り返しになりますが、
「何をやらないべきか?」
「何をやってしまうと失敗の確率が高いのか?」
から考えてみることをお勧めしたいです。

まとめ

僕らの仕事でも、様々なシーンで企画力が問われています。
コンセプト設計にしても
ブランディング/マーケティングのアクションプランの設計にしても、
コピーライティングにしても、
デザイン制作にしても、
コーディングにしても…。

僕らも引き続き「企画力」「クリエイティブ力」に磨きをかけ続けていきます。

最後に…
どんな職種でも、一見作業的な仕事だったとしても、
すべての仕事は、本人の意識次第でクリエイティブな仕事(企画)に変わるはずです。

今向き合っている仕事では、どんなことを企てようか…?

それではまた!

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