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【ペルソナに向けた情報発信に悩む方へ】徹底的に「不」を解消する情報を!

DATE . 2024.02.29

Category : マーケティング

Hagiwara Masataka
ジャーナルを書いた人Hagiwara Masataka

Branding Director

周囲からブランディングバカと言われるほど四六時中ブランディングやクリエイティブを探求している。
目標は変化を願う方の挑戦を誰よりも強く支えられる人になること。

【ペルソナに向けた情報発信に悩む方へ】徹底的に「不」を解消する情報を!

まず初めにペルソナとはなんぞやというところなんですが、
ペルソナとは、一言でいうと「特定のグループや人々を代表する架空の人物」のことです。

例えば、30歳で月の半分在宅勤務。朝一に外を眺めながら飲むコーヒーや仕事の合間に飲むコーヒーがとにかく大好きな「ひろのぶくん」という男性がペルソナとなることがあります。
ペルソナと似た言葉に「ターゲット」があります。

ペルソナとターゲットの違いは、ペルソナが「架空の人物像」を指すのに対して、
ターゲットは「実在する属性の集団」のことを指します。

例えば、ペルソナは先ほどの例の様に、

30歳男性、ブランディング/WEB制作会社で働くディレクター。
月の半分リモートワークで1日約8時間パソコンとにらめっこ。
20代後半でキャリアチェンジし、やりたかった仕事で常に成果を出せるよう日々奮闘中。
1年以上仕事中に同じコーヒーを飲み続けているが、実はコーヒー自体にはこだわりはない。
だが朝一に外を眺めながら飲むコーヒー、仕事の合間に飲むコーヒーにいつも癒されている。
毎日楽しく仕事をしているが、こうしたリフレッシュも欠かせない!

と詳細を定めるのに対し、
ターゲット設定では「都内在住の30代男性」という属性のくくりのこと。

つまり、ペルソナはそのグループや人々(ターゲットの)の共通点や特徴を具体的に表現するために使われます!
ひろのぶくんは、他の30代男性の興味や関心、好きなものなどを代表する存在として考えられます。

ペルソナに向けた情報発信の内容を考えてみる

ここからが本題になります。
ペルソナが企業で作成されていることを前提として話を進めていきたいと思います。

まずとにかく重要なのが、
書けること、書きたいことを書くのではなく、「読みたくなることを書く!」ことです。
読みたくなる記事とは、ユーザーが読みたいと思う記事です。
ほとんどの場合、自分たちが書きたいことをそのまま記事にしてしまうと、かえってユーザーを減らしているだけです。
(個人がブランド化している場合は除く)

この点を踏まえてさらに具体的な話に入っていきます。

一つの「不」を解消せよ!

まずペルソナを作成する過程では必ずペルソナが今抱えている、
「不満を感じていること」「不安を感じていること」「不便を感じていること」 が考えられているはずです。
(ない場合は考えておきましょう)

これらが考えられていれば、その内容をまず読み込み、
一つひとつの「不満不安不便」を感じる背景やそこから発生する欲求(ニーズ)を理解しておく必要があります。
不満不安不便の正体を理解できたら、どれか一つの「不満不安不便」をピックアップします。
ピックアップした「不満不安不便」の解消や
そこから生まれる「ニーズ」を満たすことを目的とした記事を作成していきます。
※「〇〇したい」「〇〇が欲しい」というニーズは、根本に何かしらの「不」があります。

発信テーマ作成例

例えば…
今わたくし萩原がコーヒーショップを運営していて、
先ほどのひろのぶくんのような人物像が自社のペルソナだったとしましょう。
(厳密にはペルソナはもっとニーズ起点で詳細に作ります)
テーマが決まるまでの大まかな思考の流れはこんな感じです。

A案

●ひろのぶくんの不満
リモートワークが増え、近所のスーパーで買ったインスタントコーヒーを1年以上毎日飲んでいる。
コーヒー豆自体にはこだわりはないが、香りも味もずっと同じだからか少し飽きてきた。

●ひろのぶくんのニーズ
もっと仕事を頑張りたいからこそ、コーヒーを飲むひとときをより上質なものにしたい。一杯のコーヒーでもっと癒されたい。

●ひろのぶくんに向けた記事テーマ
インタントコーヒーばかり飲んでいた友人におすすめして喜ばれたコーヒーの楽しみ方をご紹介!
(こっそり自社製品の紹介を忍ばせる)

B案

●ひろのぶくんの不満
コーヒーを飲むときにセットで何か食べたいんだけど、
コーヒーに合う食べ物ってどれもカロリー高いんだよなぁ…
そのおかげで5キロくらい太ったかも。
リモートワークで身体もあまり動かせてないし。
かといって食欲には勝てない…

●ひろのぶくんのニーズ
コーヒーにぴったりで、太りにくく、小腹を満せる食べ物を知りたい。

●ひろのぶくんに向けた記事テーマ
リモートワーカーにおすすめ!
コーヒーと相性抜群◎ダイエット中にも安心して食べられて、手も汚れにくいお菓子5選
(こっそり自社で扱っているお菓子の紹介を忍ばせる)

こんな感じでオリジナリティも意識しつつ有益な情報を届け、
継続的にペルソナの中にある、あらゆる不満不安不便を一つずつ解消しながらニーズも満たしていけば、
そのメディアへの信頼・愛着度は少しずつ増していくはずです。

構成に悩むという方へ

ちなみに、補足になりますが、
実際に記事を作成する際は、ライティングの型が存在するので
まず記事の構成に悩むという方はその型にならって記事を書いていくことをお勧めします!

下記、ライティングの型
●PREP法:論理的に説得する型
●ホールパート法:簡潔に説明する型
●SDS法:わかりやすく説明する型
●PASONA法:顧客の購買行動を促しやすい型
●時系列法:親近感を感じてもらえる型
●ストーリーフォーミュラ:共感を得られる型
など…

最後に

ブログネタを考えるときの最低限の要チェックポイントです。

□どんな人に向けて書いているか明確か?(解消したい「不」は明確か)
□自社の顧客が読みたくなるネタか?
□顧客目線で記事を開きたくなるタイトルになっているか?

まずはここから徹底していきましょう!

情報発信ははじめはハードルが高いですが、
慣れると少しずつ成果もではじめ、どんどん楽しくなっていきます。
きっとそれと同時に信頼も蓄積されていくはずです。

情報発信をもっと楽しんで欲しい!
成果が出るまで継続して欲しい!
発信からファンを掴み、関係を深めて欲しい!

そんな想いを込めてこの記事を書きました。

参考になれば嬉しいです。

それではまた!

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