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住宅会社のSEO入門 E-E-A-Tで“選ばれる情報発信”をつくる方法

DATE . 2025.10.01

Category : 住宅会社のWEB集客

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

住宅会社のSEO入門 E-E-A-Tで“選ばれる情報発信”をつくる方法

どうも、中村です。

住宅会社の広報や集客を担当されている方から、よくこんな声をいただきます。

「SEOって聞くけど、結局なにをやったらいいの?」
「専門用語が多すぎて、どこから手をつければいいのか分からない…」

確かにSEOは難しく聞こえますよね。ですが、実はとてもシンプルです。今回は、住宅会社に必要なSEOの考え方を「検索エンジンの仕組み」と「今のSEOで大事にされる基準」を交えながら、わかりやすく整理してみます。

検索エンジンはどうやって順位を決めているのか?

まずは基本から。Googleなどの検索エンジンは、大きく3つのステップで動いています。

① クロール(情報を見つける)

検索エンジンのロボット(クローラ)が、世界中のページを巡回します。イメージとしては、住宅会社の営業スタッフが地域を歩き回り、「どんな土地や家があるのか」を見て回るようなものです。

② インデックス(情報を整理する)

見つけたページは「インデックス」という巨大な図書館に登録されます。「どんなテーマの家づくりについて書かれているのか」「どんな人に役立つ内容か」が整理され、棚に並ぶようなイメージです。

③ ランキング(順番を決める)

ユーザーが検索したときに、そのインデックスから「一番役立つ答え」を選び、順番をつけて表示します。ここで大事なのが E-E-A-T や情報の鮮度、外部からのリンク、ユーザー体験(UX)といった評価基準です。

SEOの仕組みは「図書館とコンシェルジュ」

SEOを理解するうえでわかりやすい例が「図書館」です。

Googleは世界最大の図書館。住宅会社のホームページやブログは、その本棚に並ぶ一冊の本のような存在です。利用者(見込み客)が「注文住宅 収納アイデア」と調べたとき、Googleは図書館のコンシェルジュのように「あなたが求めている答えはこの本です」と紹介してくれます。

昔は「背表紙を派手にする」=キーワードを目立たせるだけで順位が上がる時代もありました。しかし今は違います。実際に本を開いたときに「役立つ情報があるか」「信頼できるか」が重視されるのです。

今のSEOで大切な「E-E-A-T」

Googleが特に評価しているのが E-E-A-T という考え方です。住宅会社の発信にも直結します。

Experience(経験)実際に体験した人が語っているか

施工事例を単に写真で紹介するのではなく、「この家族がなぜこの間取りを選んだのか」「住んでみてどう感じているのか」をインタビュー形式で伝える。

Expertise(専門性)専門知識を持っているか

耐震や断熱など、専門的な性能の話を自社の建築士や現場監督の言葉で発信する。

Authoritativeness(権威性) 信頼できる立場か

業界団体への所属、施工実績数、地域での長年の活動などは「権威」として評価されます。

Trustworthiness(信頼性)情報が正確かどうか

営業時間、連絡先、モデルハウスの場所などの基本情報を正しく記載するのはもちろん、価格表示や保証内容も明確に示すことが信頼につながります。

コンテンツの「質」とは?

SEOで言う“質の高いコンテンツ”とは、単に文章量が多いことではありません。大切なのは「読者が本当に知りたいことに答えているか」です。

例えば「二世帯住宅のメリットを教えてください」と聞かれたときに、

「親世帯と同居できることです」だけでは不十分です。「生活費を分けつつも一緒に住める安心感がある」「間取りを工夫すればプライバシーも保てる」と、具体的に伝えたほうが役立ちます。

住宅会社の発信でいえば、ただ「断熱性能が高い」と書くだけでなく、「真冬でもエアコン1台で過ごせる」「結露が減って子どもの健康にも安心」といったリアルな体験談を加えると、一気に読者の心に響きます。

広報担当者に伝えたいこと

SEOは裏ワザや小手先のテクニックではありません。本質は 「人に役立つ・信頼できる・見つけやすい情報を整えること」 に尽きます。

短期的に効果を求めるのではなく、長期的に積み上がっていく資産として情報発信を続ける。広報担当者の皆さんが日々発信しているブログやSNS、その一つひとつがSEO対策そのものなのです。

まとめ

●SEOは「人に役立つ情報を整理して届ける仕組み」
●検索エンジンはクロール→インデックス→ランキングの3ステップ
●今は E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性) が特に重要
●コンテンツは「量」より「具体的に役立つ答え」で評価される
●広報担当者の日々の発信が、住宅会社のSEOそのものになる

SEOは難しくありません。御社の強みやお客様の声を、自分たちの言葉で丁寧に発信していくこと。それが“検索で選ばれる住宅会社”になるための一番の近道です。

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