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自分では気づかない不潔なデザイン

DATE . 2024.03.01

Category : ブランディングデザイン

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

自分では気づかない不潔なデザイン

デザインの世界にいると、デザインの力を毎日感じています。

デザインを変えるだけで、売り上げが伸びたり、人が集まったりすることを見ると、
デザインの可能性を疑わずにはいられません。

同時に、自分が関わっているデザインの仕事の大切さや責任の重さも実感しています。

僕がデザインをしているからこんなことを言うわけではありませんが、
デザインはやっぱりプロに任せた方がいいと思います。

デザインは、誰にでもできると言えばできます。

プロ用のソフトウェアを使わなくても、最近ではCanvaのように誰でも簡単にデザインができるウェブサービスがあったり、
ExcelやPowerPointでもデザインは作れます。

だから、デザインはハードルが高そうに見えて、実はそうでもないとも言えます。

コスト削減のために、パソコンが得意な社内の人がさっとデザインを作ることもよくあります。

それ自体が悪いわけではありませんが、注意すべき点は、「そのデザインが不潔でないか」ということです。

「不潔」という表現を使うと、ちょっと誤解されるかもしれませんが、今回の話ではあえて使います。

不潔なデザインとは何でしょう?

例えば、人を例に取ってみると、不潔な人にメリットはありません。

デメリットと言えば、相手に悪い印象を与えることです。
人は最初に受けた印象を持続させる「初頭効果」があるため、
最初の印象が見苦しいと、その人はずっと悪い印象を持たれがちです。

不潔な人は、不潔になりたくてそうなっているわけではありません。
ほとんどの場合、自分が不潔とは思っていないからです。

では、なぜ不潔な人が存在するのでしょうか?
それは、自分が不潔と気づかないからだと思います。

デザインに話を戻しましょう。

デザインにも、不潔なデザインとそうでないデザインがあります。

自分では良いと思っていても、客観的に見て不潔なデザインだとしたらどうでしょう?

知らず知らずのうちに、悪い印象を与え続けているかもしれません。

まずは、自分たちが作ったデザインがどう見られているか、
偏見なしに意見を言ってもらえる人に聞いてみるといいでしょう。

もし不潔なデザインだと言われたら、プロのデザイナーに依頼するべきです。

プロに依頼することは、人で言うと身だしなみを整えることに似ています。
適切なコストをかけてプロに任せないと、気づかないうちに自分たちに不利な影響を与えてしまうかもしれません。

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