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ブランド構築は未来への投資

DATE . 2024.02.27

Category : ブランディング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

ブランド構築は未来への投資

企業の存続に欠かせない「売上」。

売上を生み出すためには、何らかの施策が必要です。
忙しい時期は、目の前の仕事に集中してしまいがちですが、
僕は常に、忙しい時ほど継続的な施策が必要だと考えています。

その理由は、現在の施策が1ヶ月後、3ヶ月後の売上を生むためです。
もし今この瞬間に施策を停止すれば、将来の売上に影響を及ぼす可能性があります。

しかし、1ヶ月後や3ヶ月後の施策は、長期的な経営戦略の観点から見れば、比較的短期的なものです。
短期的な施策と並行して、長期的な施策もバランスよく実施することが重要です。

中長期的な施策の中核を担うのがブランド構築です。

例えば、掃除機が壊れた時、私たちが最初に行うのはネット検索です。
掃除機を毎年買い替える人は少なく、多くの人にとっては数年に一度の買い物です。
だからこそ、「失敗したくない」という気持ちから、入念に検索を行います。

ブランディングにおいて後進国とされる日本では、これまで掃除機が必要となった瞬間に、
タイミングよく広告を打つか、Googleの検索連動型広告を利用して顧客を奪い合ってきました。
これは、顕在化したニーズを効率的に収穫するための短期的な施策です。

一方で、ブランド構築という中長期的な施策では、時間をかけて消費者の心にブランドイメージを植え付けていきます。
頭に浮かんだ様々な情報が、ブランドイメージや認識を形成します。

ブランドと消費者との接触の頻度や関係性の深さにより、
掃除機が必要になった瞬間に、そのブランドが真っ先に思い浮かぶようにします。

例えば、ダイソンです。「吸引力が変わらない唯一の掃除機」というコンセプトのCMを頻繁に目にしたり、
電気店でダイソンの特設コーナーを見るたびに、「スタイリッシュで高性能な掃除機だ」というプラスのブランドイメージが築かれていきます。

このように構築されたブランドイメージは、
掃除機が必要になった時に「指名検索」へとつながります。

もちろん、短期的な施策も重要ですが、長期的な施策も忘れてはいけません。
バランスよく取り組むことが大切です。

ブランド構築は中長期的な種まきと言えます。
時間がかかりますが、「指名検索」される状態を目指すことは、経営の安定化につながり、非常におすすめです。

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