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戦略と戦術は混同しちゃいけない

DATE . 2024.02.22

Category : 経営戦略

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ。23歳の時に独立し、3度の独立を経て株式会社アプリコットデザインを設立。数千ものクリエイティブを生み出しながらも、クライアントの成果を最大化するためブランディングを取り入れ始める。現在はデザイン会社からブランディング会社へとシフト。2023年には、カフェなどが集まる複合施設tone villageの運営を開始。

ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

戦略と戦術は混同しちゃいけない

自慢ではないですが、僕は計画を立てるのが苦手です。
特に「中長期経営計画」のざっくりとした作り方には自信があります。

とはいえ、現在「中長期経営計画」を策定中です。
デザイン会社アプリコットデザインが10期目に入ったこともあり、今後の方向性を見直しています。
改めて感じるのは、計画を立てるのは本当に大変だということです。

計画を立てない主な理由は、ほとんどの場合計画通りに進まないからです。
時代が変わる速さを考えると、計画が無意味に思えることもあります。

しかし、計画を立てることは経営者の重要な仕事です。
自分自身を奮い立たせ、頑張りたいと思います。

前置きはこのくらいにして、「経営戦略と戦術の混同を避けるべき」というテーマでお話しします。

経営戦略とは、ビジョンを達成するために何を行い、何を行わないかを決めることです。
一方、戦術はその実行方法を具体的に決めることを指します。

戦略と戦術を混同すると、問題が発生します。
戦略は企業の進むべき方向を示す重要な要素であり、経営者が独断で決めるべきものです。
これは企業の基礎を形成する大切な部分です。

私は年に一度の見直しを行っていますが、
戦略を頻繁に変えることは基礎を不安定にし、企業を揺るがせてしまいます。

一方で、戦術はトライアンドエラーを繰り返しながら速やかに改善していく必要があります。
特に現代のように変化が激しい時代では、その柔軟性が求められます。

新しい試みが失敗した場合、それが戦略の問題だと誤解すると、
戦略の変更を余儀なくされ、企業が不安定になります。

重要なのは、戦略と戦術を正しく区別し、特に戦略は容易に変更してはならないということです。
戦略が頻繁に変わるのは、経営者自身が納得していない証拠かもしれません。

経営戦略は非常に重要です。では、事業計画の作成に戻ります!

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