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アイデアの質を向上させるために

DATE . 2024.01.21

UPDATE DATE . 2024.02.21

Category : LIFE WORK DESIGN

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

アイデアの質を向上させるために

アイデアは、計画や実行に際しての新しい発想や思いつきのことを指します。

社内ミーティングでは、参加者からアイデアを求めることがよくありますが、
なかなか良いアイデアが出ないことも多いです。
そのような場合、考える時間を確保しても効果がないと考え、ミーティングを早めに終了させることがあります。
アイデアの質は、「思考時間」「知識」「経験」の総量によって決まると僕は考えています。

例えば、「うまい棒」について常に考えている人に、
「うまい棒」の売り方に関するアイデアを求めれば、良いアイデアが返ってくることがあります。
しかし、「うまい棒」に関心がない人に同じ質問をしても、有益なアイデアは得られません。
「うまい棒」への愛情、食べること、考えることが、「思考時間」「知識」「経験」に影響し、アイデアの質を高めるのです。

ミーティングでアイデアを考える時間を確保しても、
「思考時間」「知識」「経験」が即座に向上するわけではないため、効果は限定的です。
ただし、参加者が事前に議題について十分に考え、ミーティングに臨む場合は異なります。
ディスカッションを通じてアイデアが交わされ、洗練されるからです。

先日の社内プロジェクトミーティングでは、事前に各自が考えたアイデアを持ち寄り、
ブラッシュアップすることで、プロジェクトの良いネーミングを決定しました。
そこで「思考する時間を確保する」ことの重要性を改めて実感しました。

もし社内で新しいアイデアが浮かばないと悩んでいるなら、
個々に十分な思考時間を確保してみてください。

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