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言葉で人は変わるし、言葉で文化もつくられるから言葉は侮れない

DATE . 2024.02.29

UPDATE DATE . 2024.11.15

Category : ブランディング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

言葉で人は変わるし、言葉で文化もつくられるから言葉は侮れない

今日は「言葉で人は変わるし、言葉で文化もつくられるから侮れない」というテーマについて書いていきたいと思います。

冒頭からこの記事の結論になりますが、
日々何気なく使っている一つひとつの言葉を、
取り繕うことなく大切にしていれば、必ずなりたい姿に近づいていける!

というのが今日の結論です。

言葉って不思議なもんで…
今目の前にある状況は、決して偶然なんかではなく、
自分がこれまで発してきた言葉によって作られた必然の状況と言っても過言ではないと思うんです。

だから自分もしくは企業のアイデンティティを自分の言葉で言語化しておいて、
そのアイデンティティに沿った言葉を意識せずとも発することができている状態が望ましい!

個人的な話になりますが、
僕はそこそこネガティブなタイプの人間でして、
特に暗黒期の10代の頃はネガティブ発言ばかりだったと思います。

そんな暗くなるような言葉ばかり発していると、
出会す事態も自分自身の可能性も、何もかもが描いた理想とは程遠くなっていきました。

ただ、そんな自分を変えてくれて今があるのも「言葉」でして、
少しでもネガティブになりそうなときはいつも大切にしている言葉を思い出して
楽観的な状態に、そして一つひとつの行動を後押ししてくれます。

・・・

これは強いブランドを築くためにも必要不可欠な考え方でもあります。

例えば僕が起業をして会社という一つのブランドを作ったとします。

ただこの時に…
なぜ会社を作ったのか?
誰に何を届けたくてサービスを展開するのか?
このブランドは何を目指していて、その過程の中でどう思われていきたいのか?

などを自分の本心から出た言葉で定義しておかなければ、
少しでも気を抜いた時にそのブランド(会社)らしからぬ発言をいずれこぼしてしまうと思います。

その時にもし隣に自分を信じてくれていた仲間がいたらどう思うでしょうか…?

おそらくまずはその仲間からブランドに対する疑念を抱くかと思います。

その疑念がまた違った疑念を呼び…
そうしてブランド(会社)のイメージにばらつき生じていきます。

ほら、言っていることとやっていることが違う人って、
結局何がしたいのか分からなくて信頼できないじゃないですか!?

会社、商品、サービス等のそれぞれのブランドも同様です。

そもそもブランドづくりは文化づくりでもあるので、個の力も必要ですが、群の力があってこそです。
意図する言葉を伝言ゲームのように人から人へ同じ認識の上、言葉が伝達されていなければ文化は築けません。

だから!
ただただ共感や憧れを得たいがために
取り繕って後付けで作られたコンセプトや
そのコンセプトを基にして作られたビジュアルは
いずれ負のイメージを背負っていくことになると思っています。

結局、ブランドは、そして人は取り繕いきれないんですよ。

・・・

この記事の内容を読んでいると改めて「らしさ」って大事だなと思うわけですが、
少しでもそのらしさを履き違えるとかえって苦しくなることも往々にしてあるので、
これまた難しい話だなと思うわけです。

ブランディングって繊細で難しいという面もありますが、実はとってもシンプルなんです。

(原理原則)

なのである意味本当に腹落ちする言葉が見つかれば無敵だったりもします。

・・・

今ポケットの実績にも掲載されていただいている、
グラフトンノートさんのリブランディングプロジェクトは
WEBサイトを公開してから早4ヶ月ほど経ちましたが、
まだまだ言語化を継続して行っています。

代表のお二人とグラフトンノートという人格を細部まで作り上げ、人として育てていっているイメージです。

ここまで信頼して頼ってくれていることに感謝しかありませんし、力になりたいと心から思っています。

Chatgptなどの便利なツールも出現してきていますが、
そんな時代だからこそ、自分たちの言葉を大切にする機会なのかもしれません!

それではまた!

クライアント紹介

▼グラフトンノートWEBサイト
https://graphtone-note.co.jp/

▼インタビュー記事〜リブランディングプロジェクトを振り返って〜
https://graphtone-note.co.jp/works/works-1661/

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