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顧客はもっと主体的になりたいんだ。

DATE . 2022.08.28

UPDATE DATE . 2024.03.28

Category : マーケティング

Hagiwara Masataka
ジャーナルを書いた人Hagiwara Masataka

Branding Director

周囲からブランディングバカと言われるほど四六時中ブランディングやクリエイティブを探求している。
目標は変化を願う方の挑戦を誰よりも強く支えられる人になること。

顧客はもっと主体的になりたいんだ。

ブランドディレクターの萩原です。

今日は「実は主体的になりたい僕ら」というテーマについてお話したいと思います。
(昨日記事の続きのような内容になっています!)

現代に生きる消費者は、その時間、その場所でしか味わけない体験を求めています。

その一例としてクラウドファンディングのことを書かせていただいたのですが、
よくよく考えてみると不思議だと思いますか?

なぜ完成してもないものに対してお金を払うのか…?

もっと身近なところで言うと、バーベキュー。
なんでわざわざ自分たちで火を起こして肉や野菜を焼くのか…?

安く美味しいお肉を食べたいのなら、
近くにある飲食店に行けばそれで済みますよね?

また、僕個人的にも最近マイブームだったりするのですが、
おうちでやるたこ焼きパーティー(タコパ)も同じです。

プロが作ったたこ焼きをお家で食べたいのなら、
UberEatsで頼めば簡単にお家で食べられます。
その方が、安い早いうまいはずです。

・・・

この疑問に対する答えとしては、やっぱり昨日と同様、
モノやサービスが溢れた現代においては、
完成された商品よりも体験を求めるようになっているのだと思います。

これを企業の施策に置き換えて考えてみるならば、
個人的に面白そうと思っているのが、
スノーピークという会社さんが開催している「Snow Peak Way」というキャンプイベント。
(めっちゃ楽しそう!)

スノーピークのスタッフさんがスノーピーカーと呼ばれるファンと共にキャンプをするというイベントです。

キャンプを通じて自然に触れながら、時間を共にし、
キャンプギアについてじっくり語り合っているそうです。

これは一見、企業側ばかりにメリットがありそうに見えますが、
ファンにとってもたまらないイベントになっていると思います。

だって…
一緒に商品開発をしているのだから!

僕もきっと、とある有名なお酒メーカーさんにお酒を一緒に作ろうと言われたら、
お金を払ってでも飛んでいくと思います。

・・・

これまで書かせていただいたことは、
人それぞれなところはあります。

ですが、間違いなく言えるのは…
消費者はもっと、好きなブランド(企業)とのコミュニケーションを活発に取って、
「価値共創をしたい!」というニーズを抱えている。

このニーズは時代の流れと共に、膨れ上がっているのではないかと思います。

自己実現欲求や承認欲求が高い人。
そして…熱狂的なファンなら特に!

好きなブランドに貢献できているという価値。
共に価値を創るというそのトキ(時)だけの体験価値。

モノを所有するだけでは物足りなくなった僕たちは、
商品やサービスを提供されるだけの受け身だけでは物足りません。

もっと主体的になりたいのだ…!

それではまた!

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