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今ここでしか味わえない体験を提供しよう

DATE . 2022.08.28

UPDATE DATE . 2024.03.28

Category : マーケティング

Hagiwara Masataka
ジャーナルを書いた人Hagiwara Masataka

Branding Director

周囲からブランディングバカと言われるほど四六時中ブランディングやクリエイティブを探求している。
目標は変化を願う方の挑戦を誰よりも強く支えられる人になること。

今ここでしか味わえない体験を提供しよう

ブランドディレクターの萩原です。
今日は「今ここでしか味わえない体験を提供しよう」というテーマについてお話ししたいと思います。

現代はニーズが多様化し、それに伴って消費行動も様々です。
随分前から言われているコトですがよく、
「モノからコト」へという言葉を耳にしますよね。

改めて「コト」ってなんでしょうか??
僕なりに超絶シンプルにコトの正体を言ってしまうと「体験」だと思っています。

モノ消費は、モノの所有を重視する消費行動であるのに対して、
コト消費は、商品やサービスに触れた後に得られる体験のことです。

コト消費の例として、ディズニーランドがとてもわかりやすい!
ディズニーランドへ行くというのは、まさに体験を買いに行っていますよね。

非現実的な場所で日常を忘れながら、様々な体験ができます。

コト消費時代の到来は、
モノが溢れたことによる影響で、
モノを所有するという体験だけでは満たされなくなったということだと思います。

サービス提供者もより、「コト」を意識していかなければどんどん顧客が奪われていくことになるでしょう。。。

オンライン販売を軸にした事業も「コト」の提供から、目を背けることはできません!!!

・・・

そして…
現代は「コト」のさらに一歩先へ行った、「トキ消費」という消費行動にも目を向けなければなりません。

トキ消費というのは、簡単にいってしまうと、
「他では味わえない、今この一瞬のみで味わける体験」のことです!

再現性のあるコト消費とは違って、
かなり時間や場所が限定的なコト消費といってもいいかもしれません。

例えば、クラウドファンディングが一時期ブームになったのも、
このトキ消費という消費行動が絡んでいるからだと思います。

クラファンって完成品を売っているわけではなくて、
どちらかというと「過程」を売っていますよね。

過程は再現性があまりないので、かなり限定的です。

自分が共感したプロジェクトに参加し、
プロジェクト実行者と共に何かを作り上げるという体験が一つの価値になっています。

再現性があまりないからこそ、それだけ価値も高い。

なので、トキ消費という部分にも目を向けてサービス設計をしていく必要がありそうです。

・・・

トキ消費という消費行動もそこまで新しい概念ではありませんが、
引き続きサービスへの落とし込みの必要性は高いと個人的には思っています。

単なる物売りから脱却し、
今ここでしか味わえない体験の提供に目を向けていけば、
顧客がファン化することへも繋がっていくはず。

再現性の低い、一瞬の価値は高い!

それではまた!

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