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川下からではなく川上から問う。

DATE . 2022.05.01

UPDATE DATE . 2024.11.15

Category : ブランディング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

川下からではなく川上から問う。

今日は「川下からではなく川上から」というテーマについてお話ししたいと思います。

プロジェクトを始動される時は、
何か目に付く課題があってその課題を解決するために
プロジェクトが動き始めていくと思います。

例えば、ホームページの改修を検討する際も、
現状ホームページからのお問い合わせが少ないだとか、
そもそもアクセス数が少ないという様な課題があるからこそリニューアルを検討しますよね。

なのでまず課題は何なのかを明確にしてからプロジェクトを始動させていくと思うのですが…

・・・

そもそもその課題の抽出方法や解決すべき課題が誤っていた場合、どうなってしまうでしょうか?

おそらく本質的な課題の解決には至らないので、今後何度も同じ壁にぶち当たるハメになると思います。

ということは、解決すべき課題をあぶり出すことはプロジェクトを成功させるにあたってとても重要な作業です。

よくやってしまいがちなのが、小手先のテクニックばかりに気を取られてしまうことです。
川で例えるならば、川上にある本質的な課題に全く気づくことができずに、
川下にあるすぐ目に付く課題にばかり気を取られて何度も対策を講じてしまう事。

これでは毎回同じ失敗を繰り返すばかり…。
最悪の場合はさらに大きな壁(問題)となって自分たちの前に立ちはだかります。
そうなれば課題の突破に対するコストが膨れ上がっていくことになります。

だからまずは川上から見つめ直さなければいけない。
疑わなければいけない。

僕らがお客さんのプロジェクトに加わる際も、必ず川上から見つめ直す(疑う)様にしています。
ここを徹底的に意識しておかなければ、結局課題は何も解決されないから…

誤解がない様に念のためお伝えしておくと、川下の改善を行い続けることももちろん大切!
ただ、川下部分のPDCAを繰り返すのは川上を徹底して見つめ直し、それに対する対策を講じてからです。

本質的な課題=ダイヤの原石

目に付く課題に対して「なぜ?」を繰り返し問い続け、ダイヤの原石を見逃さず着実に発掘していきたいところですね。

それではまた!

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