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良い戦略には一次情報が必須

DATE . 2021.11.02

UPDATE DATE . 2024.04.02

Category : マーケティング

Hagiwara Masataka
ジャーナルを書いた人Hagiwara Masataka

Branding Director

周囲からブランディングバカと言われるほど四六時中ブランディングやクリエイティブを探求している。
目標は変化を願う方の挑戦を誰よりも強く支えられる人になること。

良い戦略には一次情報が必須

今日は「良い戦略には一次情報が必須」というテーマについてお話ししたいと思います。

タイトルがそのまま結論なのですが、
戦略を考える際に是非意識していただきたいことを書いていきたいと思います。

情報は大きく分けると2種類ある

企業の戦略を考える際、
まずは必ず自社が現在置かれている状況の分析から入ります。(環境分析)
競合の分析やニーズ調査などを行い、
徹底的に成功確率が高い場所を探し出した上でそれに適した戦略を立てなければいけません。

この環境分析を行う際にやってしまいがちなのが、
誰かからの情報だけを鵜呑みにして戦略を立ててしまうことです。

情報には一次情報と二次情報があります。

一時情報とは、自らが直接体験して得られた情報のことです。
そして二次情報とは一次情報を持っている他人から得ることのできた情報です。

企業の戦略を考えるときはこの一次情報と二次情報をうまく使い分けていかなければなりません。

価値が高い!一次情報

一次情報の特徴としては、
・信頼性が高い情報
・差別化された情報
などがあげられます。

「信頼性が高い」については、
一次情報は自らが直接体験したり、検証したりして得られた情報なので、
事実と異なる情報となることはありません。
よって、何よりも信じられるはずです。

反対に二次情報は信頼性が低いです。
極端な例ですが、身近なところで言うと「あの人〇〇らしいよ〜」という噂話。

噂話が事実と異なっていたというケースは少なくないですよね。

誰かの想像や解釈が間に入ってしまえば新鮮な情報とは言えません。
なのでより信頼できる情報を取得したいのであれば、意識的に一次情報を取得していくべきです。

「差別化された情報」という特徴については
二次情報というのは基本的に多くの人が共通で持っている情報です。

例えばネットに書かれている情報は誰もが閲覧することができます。
ネットで検索してその情報に触れた人が多ければ多いほど、
その情報を所持している人も多いということです。

一次情報は自分で直接体験して得られた情報なので、
誰かに話さなければその情報を所持しているのは自分だけです。
よって、極めて希少かと思います。(情報に個性がある)

この差別化された情報は他の誰も知り得ない情報なので、
ここを起点に仮説を立てられれば誰もが驚く戦略を構築できるかもしれません。

一次情報にも欠点が

ここまで書かせていただいた通り、一次情報はとても価値が高いです。

なので一次情報を多く収集し、戦略の構築に役立てていきたいところですが、
一次情報にももちろんデメリットはあります。

そのデメリットというのは、一時情報を取得するにはコストがかかるという点です。
やっぱり自分自身が体験して情報を得ていくには、それなりに時間とお金は間違いなくかかってきます。

なので、短期的に多くの情報を得たいのではれば、二次情報に頼るしかありません。

ただ二次情報は誰もが知っている情報であり、事実と異なっている可能性が高いので、
あくまで参考程度に留めておく必要があります。
鵜呑みにし過ぎてしまうのはNGです。

まとめ

情報は人を介せば介すほど信頼性が薄れていくものです。
環境分析を行う際に、ネットに転がっている情報(二次情報)だけをあてにして分析をしてしまうと、
失敗の確率が高い戦略が構築されてしまいます。

良い戦略を立てられる人は間違いなく一次情報を積極的に取りに行っています。
できるだけ一次情報を取得する様に心がけ、コスト的に難しいときは二次情報で補う様にしましょう!

ちなみに僕たちも一次情報を大切にしているため、
自社で何度も仮説検証を繰り返しています。

二次情報だけでご提案することなんてできません。

それではまた!

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