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集客をする前に押さえておかなければいけない事

DATE . 2021.10.01

UPDATE DATE . 2024.04.01

Category : 販促・集客

Hagiwara Masataka
ジャーナルを書いた人Hagiwara Masataka

Branding Director

周囲からブランディングバカと言われるほど四六時中ブランディングやクリエイティブを探求している。
目標は変化を願う方の挑戦を誰よりも強く支えられる人になること。

集客をする前に押さえておかなければいけない事

今日は「集客をする前に意識しておかなければいけない事」というテーマについてお話ししたいと思います。

商品がなかなか売れない…
こんな時に少しでも安売りしてみると売れ始めて、ずっと強気な価格でいけばなかなか売れない…。

けど、他社では高い価格で売れているところもある。
あんな金額で売れる様になりたいなぁ。なんて思う事は誰にでもあるはずです。

「安売りは麻薬」という言葉をよく耳にしますが、本当にその通りで一度安売りしてしまえば、なかなか金額を引き上げる事はできないですよね。

今日の記事で少しでも集客に対するお悩みが解決されれば幸いです。

ターゲットの軸はそのままで!

初めに結論から申し上げると、
どんなに集客がしんどかったとしても、
「自分が一番理想とする顧客像の軸をブラさずに、理想の顧客像が集まるまで試行錯誤し続ける」
ここだけは常に意識し続けていただきたいです。

サービスをリリースする際は基本的に皆不安です。
本当にこのサービスを利用してもらえるのだろうか?
この金額設定で大丈夫なのか?
と、不安に駆られるはずです。

そんな不安に駆られ、安売りをしてしまったとします。
そうすると、反響はあるかと思いますが、初めの段階から自分の理想とする顧客はまず集まらないですよね。

そして、理想とする顧客からまたさらに派生して、自分の理想としていない顧客が集まる様になります。

初動の段階からこの状態が続いてしまうと、いつか必ず疲弊してしまうときがやって来るはずです。

サービスの利益設計を誤ると数で勝負するしかなくなり、常に多くの方を集客し続けていかなければなりません。

はじめのお客様でサービスのイメージが決まる

金額というのは価値を数値化したものです。

例えば、カフェをオープンする際、本当はコーヒーを500円で売りたいのに、100円で販売してみたとします。
そうすると、当然ですが100円のコーヒーを求めたお客様が集まります。

一度利用したお客様の中では「このコーヒーは100円の価値なんだな。」と認識され、それが多くの方に浸透してしまえば、誰もが納得できるほどの商品改良を行わない限り、このコーヒーが500円で売れる様になる事はありません。

そして顧客の層もコーヒーに500円払えるお客様がなかなか集まらないため、いつまで経っても薄利多売のビジネスを展開していくことになってしまいます。

100円で美味しいコーヒーを提供するカフェなので「学生の中で話題!」という評判が湧き立つかもしれないですが、その様なカフェに「500円の美味しいコーヒーを飲みながら、ゆったりと読書を楽しみたい」という層はなかなか集まらない様に感じますよね。
きっとなんとなく若い人がいくお店でガヤガヤしてそう。と思うはずです。
(もともと学生狙いのコンセプトだった場合は問題ないですが)

一度イメージが浸透してしまえば、変化させていくのはとても困難です。

撤退すべき時

かといって、理想とする顧客がなかなか集まらず、商品(サービス)が全く売れないまま赤字を出し続けてしまうというのも危険です。

何か事業を始める前は必ず損益分岐点を確認しておく必要があります。
この時にいつまでにどれくらいの収益を出さなければいけないのか?を予め見定めた上で目標設定し、理想の顧客像の獲得へ動いていくべきです。

もしいつまで経っても理想とする顧客像が現れず、黒字化できない様であれば、基本的にその事業は撤退すべきなのかもしれません。

撤退時期を明確にしておく事はとても大切です。

ただ、撤退するまでに商品を改めて見直したり、情報発信を活発に行ったりなど、あらゆる試行錯誤は必ず行うべきです。

もしかしたら提供しているサービスの価値は十分にあるなのに、コミュニケーション戦略に問題がある可能性もありますしね!

まとめ

簡単にまとめますと、
初期段階で安売りなどをして、狙っていた客層(ターゲット/ペルソナ)がブレてしまう事は絶対に避けるべきです。
集客が楽にならない原因はここにあると思います。

そしていつまでにその顧客層を集めれば良いのか、これまで投資してきた金額や利益設計などを見直してみて予め目標を設けておくことをお勧めします!

もし何をしてもどうにもならないというときは、安売りした価格でも採算が合う様なビジネスモデルに切り替えることも必要なのかもしれません。

それではまた!

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