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顧客と直接繋がるための取り組みが増えている!

DATE . 2021.09.01

UPDATE DATE . 2024.11.15

Category : LIFE WORK DESIGN

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

顧客と直接繋がるための取り組みが増えている!

今日は「顧客と直接繋がりたいんだ!」というテーマについてお話ししたいと思います。

今回の記事は、何かためになるお話ではなく、世の中の流れに関するお話です。

ここ数年で世の中の動きが大きく変わってきています。
これまでは、企業から発信できる媒体が限られ、資金に余裕がある企業だけが広告を出し、露出する量を増やすことができました。

企業、サービス、商品をブランディングしていく中で、露出量はとても重要です。
どんなに良いブランドを構築したとしても、誰かに気づいて貰わなければ全く意味がありません。

例えば、お店で商品を手に取ったときに、「このパッケージはあの会社の商品だ!可愛いパッケージだし、聞いたことある有名な企業の商品だから信頼できる!」と、この様な感じでなんとなく覚えてもらえていて、さらにそれが良い印象である状態であれば、購買理由になります。

だから企業は多額の広告費を投資して、TVコマーシャルを出したり、大きなイベントに協賛したりしています。

誰もが繋がれる時代

ところが、ここ数年でインターネットが急速に普及してきました。
スマートフォンの普及も世の中に大きく影響を与えています。

今はネットに繋げれば、世界中の人と繋がることができますし、若い世代の人はTVを持たず、YouTubeで世界各国から配信されている動画を楽しむことができます。
広告に関しても、TVコマーシャルや新聞で出さなくても
SNS広告やリスティング広告で簡単に出すことができます。

露出することができる媒体が増え、資金に余裕がない企業も露出量を増やせる様になりました。

縦一線だったのが横一線の状態に

そして現在、これまで自社では集客をすることができなかった各メーカーが、DtoCの事業を立ち上げています。
自分たち独自の商品(ブランド)を持った企業が一斉に顧客と直接繋がろうとしているからです。

これまで、自分たちの(商品)ブランドを持ってこなかった企業は気が気ではありません。

今まさに、顧客の奪い合いの戦国時代真っ只中です。

元々弊社はBtoCのブランディングを得意としているのですが、
ここ最近、この流れがさらに増しているからか(外部環境の変化)、BtoC事業のブランディングをさせていただく機会が増えてきています。

誰もがエンドユーザーと直接繋がりたいのです。
利用者の生の声を直接聞きたいのです。
下請けになりたくないのです。

今こそしっかりと自社のブランドを構築し、少しずつ育てていかなければ、この変化の激しい時代に飲み込まれてしまうかもしれません。
自分たち独自の商品(ブランド)を持ち、顧客と直接繋がろうとする流れは、間違いなく今後もより加速していくかと思います。

ここ最近のご依頼内容を聞いていて、より危機感を感じたのでこの様な記事を書かせていただきました。

ブランディングは椅子とりゲームです。

それではまた!

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