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山森漁業部さんのブランディングプロジェクト

DATE . 2021.09.01

UPDATE DATE . 2024.11.15

Category : プロジェクト

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

山森漁業部さんのブランディングプロジェクト

今日は現在進行中のプロジェクトをご紹介したいと思います。

キッカケはECサイト制作についてのお問い合わせからでした。
山森漁業部さんという漁業を営んでいる方からのお問い合わせです。

初回はZOOMでお打ち合わせをし、お話を伺っていると、
「私たちが獲った魚を、本当に求めてくれている人たちに、どこかを介してではなく直接お届けたい。」
「最終的には人口が減りつつある村を活性化させたい。」
山森漁業部さんは、こんな想いを抱えていました。

そこで僕は、ただサイトやロゴを作るのではなく、コンセプトからじっくりと見直してブランディングをしていきませんか?とご提案させていただきました。

この想いをコンセプトに反映させず、そのままデザインをしてしまうのは勿体ないと思ったのです。

山森漁業部さんも「是非!」とおっしゃってくださり、ここからブランディングプロジェクトが始まりました。

北海道神恵内村

北海道 神恵内村。
この村は、知名度も低く人口は800人にも満たない
小さな小さな漁村です。
漁業が盛んで、ウニが有名。
ウニの他にも美味しい魚がたくさん捕れます。

ですが、村には多くの課題があります。

特に村の人口が減ってきていることが一番の課題。

時代の流れとともに失われていった
賑わい、活気を取り戻し、
村を発展させるため
知識も経験も
何も持ち合わせてはいないけれど
「子供たちがいつでも帰れる村」
「子供たちが誇りをもって引き継げる村」
神恵内村をそんな村にするために
村を愛する山森漁業部さんは
強い意志で発展に向け、奮闘していきます。

神恵内村のウニ

僕自身も山森漁業部さんからウニをいただき、実際に食べてみたのですが、
正直、ウニに対する印象が一変しました。
独特の臭みが全くなく、濃厚でとにかく甘いんです!
驚きました。
ご飯がススムことススムこと。
ついつい、誰かにも共有したくなり、僕の両親にもお裾分けしてしまいました。

実はこのウニ、、、
全て手作業で収穫から梱包まで行っています。
これが本当に大変。

ですが、ウニ本来の美味しさを多くの方にお届けしたい!という強い想いがあるので、全く苦ではないそうです。

僕たちの食卓に、この様な新鮮な食材が並ぶのも
山森漁業部さんのような方達がいてこそだと、改めて感じました。

あじわい、未知数

そしてつい先日、ワークショップを終えロゴマークが完成しました。

ロゴマークは、山のシルエットを並べ、海の波に見立て「山森→山盛り」という事でお茶碗のフチをイメージしたラインを下部に配置し、海の恵みや、自然が山盛りになっている事を表しています。

下部のラインの丸は、えくぼをイメージしており、神恵内村を訪れた人が笑顔になる事もあわらしています。
山森漁業部と書かれた、「山」の文字には、神恵内村で見られる窓岩を表現しました。

そしてキャッチコピーは「あじわい、未知数」です。

神恵内村の魅力も海の幸も
味わい深さはまだまだ未知数。
まだ知らない神恵内村をたくさんの方に体験し、味わってほしい。
そんな想いを込め、「あじわい、未知数。」というキャッチコピーにしました。

まだまだ進行中のプロジェクトです。

是非神恵内村の濃厚なウニを味わっていただきたいです。

山森漁業部さんの想いにこれからも伴走していきます。

▼山森漁業部ブランド・ホームページはこちら
https://yamamori-gyogyo.com/

それではまた!

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