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リーダーが言ってはいけない言葉

DATE . 2021.08.01

UPDATE DATE . 2024.04.01

Category : LIFE WORK DESIGN

Hagiwara Masataka
ジャーナルを書いた人Hagiwara Masataka

Branding Director

周囲からブランディングバカと言われるほど四六時中ブランディングやクリエイティブを探求している。
目標は変化を願う方の挑戦を誰よりも強く支えられる人になること。

リーダーが言ってはいけない言葉

今日は、「言ってはいけない言葉」というテーマについてお話ししたいと思います。

今日のお話は完全に僕個人の考えになります。
予めご容赦ください。

これまでの社会人経験で僕自身は言われたことがないのですが、周りの人が上司に言われているところを見て、いつも疑問に思っていた言葉があります。
それは、「仕事なんだから…」です。

僕はこれまでリーダーという立場も何度か経験してきているので、つい言ってしまう気持ちはわからなくはないんです。
ただ、この言葉を言われた側は間違いなくモチベーションが下がると思っています。

案の定、その言葉が発せられた翌日からチーム内の雰囲気が激変していきました。
全員、指示された自分の仕事のことだけ考えるようになり、周りのことは我関せずといった感じです。

原因は自分自身

やっぱりやらされる仕事はどうしてもパフォーマンスが落ちますよね。

そもそも仕事が楽しすぎて仕事だと感じないくらいの状態が一番ベストなのではないかと思います。
それにも関わらず、上司の方が自らの言葉で「やらされている仕事」にさせてしまっていては本末転倒だと僕は思います。

もちろん、「仕事なんだから」と発してしまうまでに、幾度となく憤りを感じてきたから出てしまうのだと思います。
何かを指示しても思い通りに動いてくれなかったり、「嫌だ」「疲れた」などの言葉が何度も飛び交ったり、それっぽい理由をつけてやりたくないという事をアピールされたり…。

そんな時につい「いやいや、仕事なんだから黙ってやろうよ。」「仕事なんだからやって当たり前でしょ。」と言ってしまうのだと思います。
こんな憤りを僕も店長時代に何度も感じたことがあります。

ですが、こんな状況になってしまった原因をよくよく考えてみると、基本的に自分自身(リーダー自身)が原因だということに辿り着きます。

そもそも自分のコミュニケーション不足が原因で、スタッフの方の働く目的をすり合わせられていなかったり、新しい取り組みに対して十分な説明を行わずに理解や納得を得られていなかったりしていたわけです。

自分が原因なのに、自らスタッフのモチベーションを下げる言葉を放ってしまっているという事態です。

僕が思うに、我慢ができなくなって「仕事なんだから」と言ってしまう状況は、チーム全体としてかなり危険な状態にあると思います。

楽しいと思ってもらわないと!

シンプルに考えれば、「仕事なんだから」と言ってしまうような状況を作らなければ良いということですよね。
ということは、スタッフに方々が能動的に動くようになるくらい、仕事が楽しいと思ってもらわなければなりません。

大前提として、働く目的が違えば、楽しいと感じることも違うと思います。
そのための第一歩が「働く目的のすり合わせ」だと思います。

つまり、企業の目的(チームの目的)と個人の目的の交差点を見つけるということです。

相手の目的を理解し、その交差した場所に応じて、仕事を割り振るようにしていけば、憤りを感じることは少なくなると思います。

そもそも人それぞれ生きてきた環境も違えば、現在置かれている状況も違うので、企業の目的を完全に理解し、行動してもらうことはなかなか難しいです。

是非参考にしてみていただきたいと思います。

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