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ブランディングの効果が出ない理由

DATE . 2021.06.01

UPDATE DATE . 2024.04.04

Category : ブランディング

Hagiwara Masataka
ジャーナルを書いた人Hagiwara Masataka

Branding Director

周囲からブランディングバカと言われるほど四六時中ブランディングやクリエイティブを探求している。
目標は変化を願う方の挑戦を誰よりも強く支えられる人になること。

ブランディングの効果が出ない理由

ブランディングディレクターの萩原です。
今日は「ブランディングの効果が出ない理由」というテーマでお話ししたいと思います。

既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、ブランディングは大きく「エクスターナルブランディング」と「インターナルブランディング」の2つに分けられます。
エクスターナルブランディングは企業の外側に向けたブランディングで、インターナルブランディングは企業の内側に向けたブランディングになります。

これまでの記事にも書かせていただいておりますが、取り組む順番としてはインターナルが優先されます!

どんなに見た目を良くしても、中身を深く知った時に幻滅されてしまえば、これからファンとなり得る方達を自ら減らしてしまっていることになります。
そして中身に幻滅してしまった顧客は、なかなか戻ってきてはくれません。

それぞれのワークショップの役割

僕たちはHP、ECサイト、ロゴ、パンフレットなどのデザイン制作をサービスとしているので、エクスターナルブランディングのご依頼をいただくことがインターナルよりも圧倒的に多いです。

ワークショップを行う際も、エクスターナルブランディングのワークショップがメインになっています。
そのエクスターナルブランディングのワークショップの1ページ目でまず取りかかることは下記になります。

・今回のブランディングの目的
・ブランディングに取り組む背景
・自社の歴史
・創業当初から大切にしてきたこと
・経営理念
などについてお考えいただき、ご記入いただきます。

ワークショップで使用するシートは全部で20ページ以上ある中で、実は一番重要なのが、この1ページ目です。
ここで目的や理念について整理しておかないと、一貫性のあるブランディングは行えません。
この1ページ目に一番時間をかけた方が良いと言っても過言ではないと思います。

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、この1ページ目からのワークショップは「企業の目的」が既に定まっていることが前提となっております。
それは、エクスターナルブランディングのワークショップだからです。
どういうことかというと、エクスターナルブランディングのワークショップよりも前に、インターナルブランディングのワークショップ(企業の目的を明確にする)を行うのが本来の順序だからです。
(エピソードゼロみたいなイメージです。)

話を整理しつつ、それぞれのワークショップの役割をご説明すると、
インターナルブランディングのワークショップでは企業の目的を整理したり明確にする。
エクスターナルブランディングのワークショップでは目的に近づくための目標や手段を明確にする。
この様な分け方になります。

どちらも重要だけど・・・

なので、エクスターナルブランディングを行うよりも前に、インターナルブランディングのワークショップで明確にした「企業の目的」をできるだけスタッフの方々に共感していただかなければなりません。
スタッフの方に共感していただき、自分ごととして捉えられ、行動内容に反映された状態で初めて、エクスターナルブランディングの効果が発揮されていきます。

インターナルが完璧になってからエクスターナルに取り組めないいのかというと、そうではなく、
ここで言いたいのは、エクスターナルばかりに気を取られて欲しくない。ということです。

おそらくブランディングに効果を感じず、断念されてしまうのは、インターナルが疎かになっていることが一つの要因としてあげられると個人的には思っています。
ブランディング戦略を取り入れたことによる恩恵を受けて欲しいからこそ、エクスターナルだけに注力せずに、インターナルにも目を向けていただきたいと思っています。

それではまた!

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