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「ターゲットを絞る」ことの大切さ。

DATE . 2024.02.29

Category : マーケティング

Hagiwara Masataka
ジャーナルを書いた人Hagiwara Masataka

Branding Director

周囲からブランディングバカと言われるほど四六時中ブランディングやクリエイティブを探求している。
目標は変化を願う方の挑戦を誰よりも強く支えられる人になること。

「ターゲットを絞る」ことの大切さ。

何かしらの発信をする時、戦略を考える時、デザインをする時は基本的にペルソナのことを考えて構築していきます。
初めに、ペルソナとは何かを簡単にいうと、企業、サービスにとって最も相思相愛になれる人であり、その人をプロファイリングすることです。
(年齢・性別、居住地域、趣味、価値観などを細かく設定する。)

八方美人は誰からも好かれない

ターゲットの設定やペルソナについてよくいただく疑問点として、
ターゲットに向けて情報発信をすることでそれ以外の人に情報が届かなくなり、
単純にユーザーとなり得る人の分母の数が減るのでは?とご質問をいただきます。
確かに懸念されるお気持ちはよーくわかります。

ですが、例えば八方美人の人が誰からも好かれるかと言ったらそうではないですよね。

誰に向けたのかがわからない大衆に向けた文章やデザインは、誰一人の心にも刺さらないものになってしまいます。

例えば、アンパンマンは必ず小さなお子様向けに作られているアニメですが、二十歳くらいの層にも好まれるようにしてしまったら、おそらく小さなお子様はアンパンマンを見なくなってしまうと思います。
結果誰からも好きになってもらえないコンテンツになるというわけです。

逆に、誰かにしっかりとコンテンツの面白さが伝わり、満足度が高まれば必ずそこから連鎖が生まれ、むしろユーザーが増えていったりします。
アンパンマンの例でいうと、「0歳〜5歳のお客様が夢中になるアニメ」で話題になれば、じゃあ私の子供にも見せてみよう!と思うお母さんやお父さんが増えて徐々に視聴者が増えていくかもしれません。

ニーズを絞りこむ

誤解を招きがちですがターゲットを絞るということの本質は、対象者を狭めているわけではなく、ニーズを絞り込んでいるということです。
ニーズを絞り、そのニーズに対してアプローチする事で、
これは今の私にぴったりな製品だ!もしくは情報だ!と気づいてもらえるようになり、高い確率で利用してもらえます。
そしてしっかりとニーズを満たすようなものであれば、満足度が上がります。

余談ですが、制作段階時にもメリットがあります。
ターゲットやペルソナがわからないままだとコンセプトが定まらず、
おそらくコンテンツ作りの際にどこかで必ず行き詰まり、大幅に時間がかかることになると思います。

それは指針がなく、届けたい人がわからず、迷いが生まれるからです。
このように市場に出す前の制作段階でも、ペルソナを設定することのメリットがあります。

今一度ペルソナを設定することの意味をチーム内で共有し、精度の高いペルソナを設定することをお勧めします!

ちなみに設定するだけでなく、

そのペルソナを深く理解すること

が何よりも大事です。
もし設定したペルソナに近しい人が周りにいる場合は、じっくりインタビューをしてみるなどしてより詳細にどんなニーズがあるのかを深掘りする努力が必要です。

まずは「誰か一人をしっかりと理解して、その人に向けて発信する」ということを意識してみましょう!

私も何かを発信するたびに意識しています。

それではまた!

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