BISHU ate KYO
Project
- Industry :
- 飲食
Novelty / Menu / Web / Logo / Business-card
© 2024 TONE BRANDING.
Web / Branding
・ブランディングワークショップ
・Web制作
・ロゴ制作
・写真撮影
2012年に会社設立後、ぬいぐるみのOEM企画・生産からはじまり、保育園の運営へと歩みを進めてきた株式会社モシーモさん。
現在ではプリスクールの運営、メタバース開発、Vtuber制作と多岐にわたる事業を展開しています。
当時、モシーモさんは事業の多角化に伴う、会社に対する認識の大きなズレが社内で生じることを懸念されていました。
「目の前の困っている人を助けるために、無我夢中で事業を展開してきた。」
多彩な事業の中に必ず存在する一貫性のある意思を、社員を含めたステークホルダーに浸透させるためコーポレートブランディングに取り組むこととなりました。
▼ヒアリングの際に明確になった課題をまとめると下記のようになります。
・結局なんの会社なのか?会社としてどこに向かっているのか?を端的にわかりやすく伝えたい。
・事業展開への共感を社内スタッフから得たい。
・各事業の接点を明らかにし、可視化したい。
・意志や価値観に共感してくれる人からの応募を増やしたい。
課題を一つひとつ解決していくためのブランディングプラン。
会社の理念を言語化するところからプロジェクトがスタートしました。
・会社の理念を言語化
・ブランドストーリー/メッセージの作成
・コーポレートサイトの改修
・ロゴマークの変更
・リクルートページ/スタッフ紹介ページ新設
「モシーモは何のために存在し、何を目指し、どんな世界を美しいと感じ、そして貫くべき姿勢は何か?」
これら問いに対して、参加メンバー全員で一つひとつ丁寧に答えを出し、パーパスやバリューに落とし込みました。
ワークショップを通して会社の根幹が言語化され、今後どのようにして外部へ発信していくかを考えていた時に出てきた言葉・メッセージが「Finding hope for tomorro」。
「もしも」から生まれる想像を希望へと育てたい。
遠い先の未来まで根付く豊かな社会を作りたい
未来を自由に選べる社会へ。
それらの想いを全て「Finding hope for tomorro」という言葉に込めました。
いくつもの可能性・希望・想いのタネが重なってカタチになっていく、「もしも」のタネを表現したマーク。
これから生まれる「もしも」を中央の白で表し、様々なタネへの可能性を示しています。
繊細な色の重なりで表現したマークに合わせて、書体はすっきりとした線で描くことでスタイリッシュさを表現しながらも、
曲線で可愛らしさも感じられるオリジナルのタイポグラフィです。
シンプルなカタチだからこそ、どんな「もしも」にも変化できる想いを込めました。
TOPページのファーストビューで様々なカラーのラインが描かれるようなアニメーションを実装しました。
PCで閲覧した際、横スクロールでラインのアニメーションが展開されることでメッセージ性を印象付けています。
このラインは無数の「選択肢」であり可能性を表現しています。
サイトを開いて最初に見えるラインは、綺麗に描かれていなかったり、曲がっていたり、最後まで描かれないものもあります。
ページ途中から複数あったラインが整い始め、最終的にはしっかりとした1本線になることで、
無数の「選択肢」の中からわずかな「道」となるものを見つけていくストーリーを表現しています。
公開後のタイミングでお問い合わせ数もグッと増え、
さらに、お取引先を含むステークホルダーからの反響もあり、営業活動での成約や、事業に出資していただくための
根拠のひとつになっているとのお声をいただいています。
社内での活用シーンとしては、コーポレートサイトには情報がすべて集約されているため、教育ツールの役割も果たしているとのこと。
新入社員に対して働き方や指針を伝える際、「迷ったらコーポレートサイトを見てもらう」という活用もされています。
Director | Hagiwara Masataka |
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Designer | Ishita Akie |
Coder | Ishita Akie |
Photo | Hagiwara Masataka |
Writer | Aruga Shizu |