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実験!社内コンペ!

DATE . 2021.05.01

UPDATE DATE . 2024.11.15

Category : ブランディング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

実験!社内コンペ!

どうも、中村です!
今日は「実験!社内コンペ!」というテーマでお話したいと思います。

僕は以前の会社で、ゲーム要素を取り入れた「遊び」様な社内コンペを企画し、全スタッフを巻き込んで実行してみたことがあります。
(もちろん社長の許可は取ってありました。)

目的は、「楽しみながら、自社の課題に対して自分ごととして捉えていただくため」です。

ルールの共有はとても大事

各部署内で2チームずつに分かれ、業務改善案や今度やってみたい新たな取り組みなどを出し合い、採用されたら何かをプレゼント。
ざっくりですが、この様な企画です。
部署間対抗にすると業務内容に違いがありすぎて判断が出来ないので、部署内同士の2チーム対抗戦です。

ルールとしては、
・現実的に3ヶ月以内に実施可能な企画案
・チーム分けは各部署所属長が決める。
・採用されたチームには何かしらのプレゼントがある。
・参加は自由。(やりたくない人はやらないくていい。)
・年間で何回か繰り返しやってみる。(採用されるたびに個人にポイントが付与される)
・良い案がない場合は全て不採用でもOK
・先輩社員は後輩の育成を意識しながら、企画を練る。(資料作成、期限までのスケジュール管理、意見のまとめなど)
・採用されなかったとしても評価が下がることはない。
・とにかく楽しむ、否定しない、相手の意見に耳を傾ける。
などです。その他にも細かなルールはありますが、割愛します。

この中で特に守っていただきたかった事は、「とにかく楽しむ、否定しない、相手の意見に耳を傾ける。」です。
例えば、意見を出し合う際に、先輩社員から真っ向からの否定が入ってしまうと、後輩は活発に意見を発しなくなってしまいます。
そうなると一気に「楽しい」が失われます。
ルールは事前に徹底して周知しておくべきだと思います。

「つい」を設計する

正直発案はしてみたものの、うまく実行できるか全くわからない状況でした。
愚痴大会になってしまわないか、参加者が少ないのではないか、良い提案が上がらないのではないか、など多くの心配事がありましたが、実際にやってみると、「思っていたよりもうまくいった」というのが正直な感想としてあります。

どういうことかと言いますと、
思っていたよりも、各チームこの企画のためにスケジュールを調整し時間の確保に努め、楽しみながら行っていたからです。
そして自由参加にも関わらず、参加者は対象となる方が全員参加していました。

実際に上がってきた企画内容も、社長が唸るほど全て良い企画案で正直驚いたそうです。

実はこの企画は僕が退職する少し前に行ったものなので、実際に上がってきた企画が今実行できているのかは不明でした。
ですが、少し前に以前の会社の社長と飲みに行った際、その後について聞いてみたところ、徐々に実行されているとのこと!
(良かったぁ。。。)

おそらくですが、うまくいった要因としては、ゲーム要素を取り入れたことが考えられます。
「仕事」というよりも「遊び感覚」で取り組んでいただきたかったので、その様にしました。

遊びというと少し聞こえは悪いかもしれないですが、何事も楽しくワクワクしながら取り組まないと良いパフォーマンスが発揮されません。

ゲーム要素は、対戦したり、育てたり、レベルアップしたり、交換したりなどの要素があると思います。
その他にもゲームには「面白い」や「夢中」をつくるための要素はいくつかありますが、それらの要素を組み込むと「遊び感覚」が生まれます。
ゲームは「つい」時間を忘れて夢中になってしまいますよね。

チームのカタチはそれぞれ

実施するにあたってのメリットは言わずとも何となく想像できるかと思いますが、インターナルブランディングのメリットそのままです。

チームの結束力を向上や課題に対して自分ゴトとして捉えていただくための施策(チームブランディング)を行うときは、是非「ゲーム感覚」を意識していただき、楽しみながらできる企画にすると良さそうです。

チームのカタチはそれぞれなので、今回の企画案が、この記事を読んでいただいた方のチームで、100%うまくいくと断言はできませんが、少しでも参考なればと思い、書かせていただきました。
チーム内のスタッフは、「今何を欲しているのか、どんな仕事がしたいのか」をヒアリングして深く理解し、チームの色にあった取り組みを行うことが大切なのではないかと思います。

また、何か面白い企画を思いついたらご報告します。

それではまた!

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