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伝えたいことがあるなら、しつこく伝え続けよう。

DATE . 2021.06.01

UPDATE DATE . 2024.11.15

Category : マーケティング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

伝えたいことがあるなら、しつこく伝え続けよう。

今日は「繰り返すことの重要性」というテーマでお話したいと思います。

先日の記事でも書かせていただきましたが、ブログを書き始めて3ヶ月が経ちました。

3ヶ月前から毎日読んでくださっている方は、なんとなく感じているかと思いますが、僕の記事は意外と他の記事と同じ結論に着地していることが多いと思います。

ただ、これは書くネタがないからその様にしているということでは決してありません。

理由をご説明していきたいと思います。

ネガティヴなことではない

情報を発信している人は伝えたいことの軸が大体決まっているかと思います。
もちろんその軸に沿って毎回記事を書いていきます。
ただ、一つの視点からだと信憑性がなかったり、分かり難かったりするので、あえていくつもの切り口(視点)から何度も同じ結論に至る発信をしています。

また、伝えたいことを一度発信しただけでは、その情報を受け取っている方の人数はとても少ないので、何度も同じ内容を発信することはとても重要です。
ですが、同じ内容を発信していることを発信者自身がネガティブに捉えてしまっていることが意外とある様な気がしています。

発信者の心理として、何度も同じ内容のものを発信することにためらいがある気持ちはよくわかります。
・同じ内容の記事だと読者の方が嫌がってしまうのではないか?
・発信者自身が同じことを話すことに飽きてしまっている。
おそらくこの様な理由だと思います。

同じ内容を発信することにネガティヴになっているのは、おそらく発信者だけで周りの方からしてみれば新鮮な情報だったりします。

この前、何かの本で読んだのですが、インフルエンサーの方も何度同じ話をしたか覚えていないくらい繰り返し発信をしていると言っていました。
確かに考えてみれば、当たり前の様にテレビで見る有名人の方も、違う番組になると同じ様な話をしていますし、お笑い芸人の方も何度も同じネタを披露している姿を目にします。

テレビコマーシャルやYouTube広告なんてまさにそれですよね。

思い出してもらう確率を上げる

これは何を意味するのか、、、。
どんなに有名な人からの情報や視聴人数の多いCMでさえ、一度きりの発信ではほとんど方にまだ認知されていないということです。

認知とは、一度その情報を受け取ったからといって認知されたということではありません。
その情報のことを思い出してもらえる様な状態になってこそ、認知されたということになると思います。

例えば、黄色でMのマークといったら?と聞かれた時に
多くの方がすぐにマクドナルドと答えることができると思います。
これはもう認知されている状態です。

ブランドや伝えたい情報なども認知してもらうにはある程度の露出量が必要です。
全てはまず認知してもらうことから始まります。

認知さえしてもらえていれば、今は反応がなくてもニーズが発生した時にも思い出してもらえます。
ニーズが発生してない時は頭の片隅になんとなくある程度でいいんです。
いつかニーズが発生した時に、自分たちの情報を思い出してもらい、アクセスしていただくことが狙いです。

つまり、露出量を高めることによって認知してもらい
さらにニーズが発生した時に「思い出してもらう確率」を上げているということです。

先ほどの例でいうと、「時間がないから手軽に美味しいモノを食べてお腹を満たしたいなぁ」というニーズが発生した時に
「マクドナルドに行こう!」と思い出してもらえる確率を上げているということです。

情報発信からブランドの話に少し話が逸れてしまいましたが、まとめますと、
情報発信を続けていると同じ様な結論に至ることは多々あります。
それは決してネガティヴなことではありません。
発信者自身の判断でそれをやめてしまうことはとても勿体ないです。
発信者は知ってもらいたい情報の見てもらう量を増やして、思い出してもらう率を上げていくことを意識していきましょう!

流石に、相手が嫌がるほどの頻度で同じ話をしていると離脱されてしまうので、切り口を変えたり、忘れた頃を狙って定期的に発信していくと良いと思います。
これから情報発信をされる方の参考になれば幸いです。

それではまた!

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