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中間管理職の大きな役割

DATE . 2021.05.01

UPDATE DATE . 2024.04.04

Category : ブランディング

Hagiwara Masataka
ジャーナルを書いた人Hagiwara Masataka

Branding Director

周囲からブランディングバカと言われるほど四六時中ブランディングやクリエイティブを探求している。
目標は変化を願う方の挑戦を誰よりも強く支えられる人になること。

中間管理職の大きな役割

ブランディングディレクターの萩原です。
今日は「中間管理職の役割」というテーマでお話したいと思います。

多くの組織には役職というものが存在すると思います。
トップから順番に書いていくと、社長、部長、課長、係長、主任、一般社員と一つの組織でいくつもの役職が存在します。
(細かい役職は省きます。大きく分けてみました。)

個々の能力、実績、経験を考慮してそれぞれの役職を任命していくと思います。
(ちなみに弊社は役職という概念がなく、横の関係でチームが動いています。)

インターナルブランディングを行っていくにあたって、どの立場の人もキーマンになり得るのですが、意外と見落としガチで重要な役割を担うことになるのが、中間管理職の方です。

基本的に企業全体でブランディングに取り組む際の旗振りは、企業のトップの方になりますが、企業のトップの方一人で企業全体に意識を浸透させていくのはなかなか困難だと思います。

おそらく社長よりも、中間管理職の方のほうが他のスタッフの方と接している時間は長いと思います。
また、特に新入社員は仕事に取り組む姿勢や意識など、中間管理職の方の背中を見て学び、育っていきます。

いくら社長が「自社のブランディングを意識してください」と声を大にして言ったとしても、実際に社長の背中を見て育つ新入社員はごくわずかです。
先輩社員の働いている姿やお客様への対応を間近に見て、ブランドを感じとるので、言葉のみでは、新入社員はなかなか自社のブランドをイメージしにくいと思います。

となると、中間管理職の方への自社ブランディングの落とし込みが、間違いなく必要となってきます。

中間管理職の方の大きな役割としては「ファシリテーション」が挙げられると思います。
実際に僕も中間管理職の経験が何年かあるのですが、企業全体の取り組みを現場に落とし込んだり浸透させていくのは中間管理職の方の役割だと実感しております。

ここで一つ、懸念点を挙げるとすると、中間管理職の方がファシリテーションを行わないという点です。
実際にそこまで重要性を感じていなかったり、そもそもファシリテーションが苦手だったり、あまり言いたくないですがそこまで今の仕事に熱が入っていなかったり、、、様々な要因が考えられますが、とにかく「間に入る方」がうまく機能していないと、なかなかブランディングを実践していくのは難しいです。

経営とは少し話は違いますが、僕も一店舗の店長をしていた経験があります。
もちろん、店長の役割はとても重要ですが、やはり店舗にいない時間が多かったりします。

店長が1ヶ月に店舗にいる時間を考えた時に、ざっくり計算すると下記のようになります。
・営業時間:13時間×30日=390時間
・店長の勤務時間:8時間×21日=168時間(休日9日想定です)
この様に、半分以下しか店舗にいません。
そうなると、その他の社員の活躍は店舗運営において必須になってきます。

僕が教育やコミュニケーションに注力していたのは、この様な点を考えてのことです。

やはりブランディングを企業全体で取り組んでいくには、一人の頑張りだけでは限界があると思います。

トップの方が軸となって旗振りをすることは重要ですが、自分がいない前提でブランディングを行うにはどうすれば、、?
という部分も考えていかなければなりません。

先ほども書いた通り、弊社は横の関係でチームが動いています。

じゃあ横の関係だともっと違うやり方あるの?と思われてしまうかと思いますが、基本的にブランディングを一人で行うのは難しいという点は変わりません。

まずは、中間管理職の方の育成と意識の統一から図り、少しずつ多くの方を巻き込んでいける様にしていきましょう!

それではまた!

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