争わないためのポジショニングと”伝える力”

“情報発信の量が半端ないブランディング/デザイン会社”

これは私がポケット/アプリコットデザイン(グループ会社)と出会った当初に抱いた印象です。

今でもブログから継続的に発信がされていて、
おそらくここまで発信を行っているのは、
業界の中では弊社が一番なのではと思っています。
※萩原調べです

なぜここまで発信しているのかと言うと、理由は何十個もあって、
「お客様に有益な情報を届け、集客活動に役立てていただきたい」
「自社でまずは実践し、蓄積した生の情報をお客様に提供したい」
などあげ出せばキリがありません。

“伝えるプロ”として

その中でも裏テーマとして大きな意味を持っているのが、
「デザインを主軸事業とするからには”伝えるプロ”でなければならない。」という点です。

良いデザインを作るにしても大前提「伝える力」が必要で、
それを養うには、情報発信の考え方、戦略、構成など
身体や脳に染み込ませなければなりません。

それにあたってブログでの発信はとても有効的で、
「どうすればより伝わりやすくなるのか？」を常に問い続けながら、
継続して書き続けていることで嫌でも伝わる力が育まれていきます。
#とにかく継続

ざっくりですが、ここまで書いた内容が弊社が情報発信を続ける理由です。

ユニークなポジショニングを

そんな中…ここ最近はさらに情報発信を強化しています。

ブランディング/デザイン会社でありながら、
広報PR部、メディア編集部を新設し、伝える力、その価値に磨きをかけています。
また、個々でポットキャスト(インターネットラジオ)も始めており、
現時点では5個ほどアカウントが立ち上がっています。

「一体何屋なんですか？」という感じですが、
それもこれも、成果に繋げるデザイン、伝える(伝わる)デザインをお客様に届け、
ユニークなポジションを手にしていただき、
他社と争うことなく事業を成長させていただきたいからです。

ポジショニングは消費者の心の中の位置付け

誰がどう見てもポジショニングが明確なブランドは、
外的環境に振り回されず指名買いされます。

同じ商品カテゴリーでも、別カテゴリーかのように存在し、
価格競争にも巻き込まれない。

むしろ一人の顧客をシェアしていて、業界丸ごと盛り上げている。
(スタバなんてまさにそうでしょう)

有名どころの商品・サービスで例えると、
「ビール×贈り物」→エビスビール。
「ビール×週末にリッチな気分」→プレミアムモルツ
——
「コーヒー×気軽で安くて美味しい」→コンビニのコーヒー
「コーヒー×気分が上がる×くつろげる」→スターバックス

このように、僕たちは心の中で無意識にイメージが出来上がっています。
そして企業は広告などで”意図的”にそのイメージを浸透させているのです。

とにかく狙いを持って伝え続ける

しかしながら、独自のポジション(市場における居場所)を取るだなんてそう簡単なことではありません。
独自のポジションを取るには、
・自分たちの強みが十分に活きるポジションはどこか？
・そのポジションには今誰もいないのか？
・そのポジションに期待されていることは何か？
これらを顧客価値起点で整理し、狙うポジションを定め、
あとは、伝えて、伝えて、伝えて、伝え続ける。
(消費者の心の中に自社独自の位置付けを浸透させる)

ポジショニングの設計がいくら上手くても、
最後の最後は目に触れさせ伝わらないければ意味がありません。

だから私たちは今後も”伝える”にこだわり続けていきます。

もちろんそもそもポジショニングの設計が曖昧では、伝える力があっても成果には繋がらないので、
ポジショニングの設計段階からお手伝いしています。

ブランディングは椅子とりゲームのようなものです。
取ったもん勝ちです。
ただ、椅子を取る前に疲弊してしまうことが多いのが現状ではないでしょうか。

それではまた!

▼ポットキャスト
https://apricot-design.com/voice/